舞台芸術と社会の接点
2025-05-26 10:51:26

東京芸術劇場のシアター・コーディネーター養成講座開講!社会と舞台をつなぐ力を育む

社会と舞台をつなげるシアター・コーディネーター養成講座



2025年7月から8月にかけて、東京芸術劇場で開催される「シアター・コーディネーター養成講座」が注目を集めています。この講座は、劇場と社会の間に立ち、両者をつなげる役割を持つ人材の育成を目的としています。演劇の需要が高まる中で、新たな“当事者”との協働の必要性が増していますが、どのようにそのプロセスを進めていけばよいのでしょうか?

参加者を募集中



参加者は、劇場や舞台芸術、コミュニティアートの分野での経験や関心を持つ18歳以上の方が対象。全8回にわたる講座には、講師として林立騎氏(那覇文化芸術劇場企画制作グループ統括)が関わり、参加者はフィールドワークや講師との対話を通じて実践的な学びを深めることができます。

独自の視点で学ぶ3つのポイント


1. リサーチとフィールドワーク: 社会との結びつきを強化するため、参加者はリサーチを行い、様々な当事者と対話しながら実践的なスキルを学びます。講師陣には、演出家や劇作家、コミュニティファシリテーターらが参加します。

2. 現代社会の課題を探る: 劇場が社会にどのように貢献できるかを模索し、現代における舞台芸術の役割を考えていきます。錯綜する社会問題に対したい時代に求められる知見を深めることができます。

3. 多様な視点を取り入れる: 各回の講義には、さまざまな背景を持つゲストが招かれ、それぞれの専門分野からの視点を学べる貴重な機会が提供されます。

講座の具体的な日程


  • - 7月8日(火): ゼミ1「オリエンテーション」(18:30-21:00)
  • - 7月11日(金): レクチャー1「ドキュメンタリー演劇をつくるプロセス」(一般公開・オンライン、ゲスト:村川拓也)
  • - 7月12日(土): ゼミ2「対話の時間(1)」(13:30-16:30、ゲスト:村川拓也)
  • - 7月14日(月): ゼミ3「劇場と社会のあいだのフィールドワーク(1)」(13:00-17:00)
  • - 7月17日(木): レクチャー2「“当事者”って誰だろう?」(一般公開・オンライン、ゲスト:兼島拓也、石垣綾音)
  • - 7月23日(水): ゼミ4「劇場と社会のあいだのフィールドワーク(2)」(13:00-17:00)
  • - 7月24日(木): ゼミ5「対話の時間(2)」(18:30-21:00、ゲスト:温又柔)
  • - 8月1日(金): ゼミ6「企画発表&フィードバック」(18:30-21:00)

受講に関する詳細


講座は全8回のスケジュールで行われ、参加には約5,000円の受講費が必要です。参加希望者は、2025年6月10日までに専用フォームからお申し込みが必要です。オンラインでの参加も可能なため、全国からの応募が期待されています。

お問い合わせ


東京芸術劇場へのお問い合わせは、事業企画課まで。電話やメールでの相談が受け付けられます。興味のある方は、ぜひ参加申し込みを検討してください。


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