能登半島地震復興応援「JFA・キリンビッグスマイルフィールド」開催レポート

2024年1月に発生した能登半島地震の復興を目的として、キリンホールディングスと公益財団法人日本サッカー協会（JFA）が共同で「JFA・キリンビッグスマイルフィールド」と題したイベントを開催しています。年間を通じて、被災地での笑顔と思い出作りを支援するこのプロジェクトの第7回目が、6月14日（土）に石川県輪島市で行われました。

サプライズ登場した町野修斗選手

このイベントの特に嬉しいサプライズが、サッカー日本代表の町野修斗選手の登場です。命名の由来ともなっている町野地区の方々から長年応援を受けてきた町野選手が、ついに地元を訪れたのです。参加者からの歓声が響く中、町野選手は「ここに来ることができて本当に嬉しいです。一緒に楽しみながら、ビッグスマイルを作りましょう！」と元気にコメントしました。

歩いて楽しむ「ウォーキングフットボール」

「JFA・キリンビッグスマイルフィールド」では年齢や性別を問わず参加できる「ウォーキングフットボール」を通じて、地域の人々のつながりが強まりました。1歳から87歳の老若男女が参加し、一緒に楽しむことで笑顔が広がりました。参加者の一人は「町野選手が来るなんて夢のよう。楽しかった！」と語り、別の参加者は「友達ができた！」といった声が聞かれました。

楽しい交流の場

当日は、元サッカー日本代表の永島昭浩氏や中西永輔氏もゲストとして登壇し、参加者と一緒にプレーしました。特に、世代を超えたチームジャパニーズが共に楽しむ様子が印象的でした。会場では「みんなで楽しくサッカーができることが嬉しい」と口々に話す姿が見受けられました。80代の参加者が「とても楽しかった」と満面の笑顔で感想を語っているのが印象的でした。

地域の絆を育むイベント

このイベントを通して町野選手は「子どもから大人まで楽しめる素晴らしいイベントだと思います。皆さんと繋がることができて嬉しいです」とコメントしました。地元の町野地区では、選手を応援する看板の設置や地域全体で応援する取り組みが続けられてきました。このような地域密着型のイベントが、復興に向けた力強い支えとなっているのです。

今後の展望

「JFA・キリンビッグスマイルフィールド」は今後も継続して開催され、さまざまな地域での交流を深めながら、笑顔を創出していきます。参加者の中には「また参加したい」といった声も多く、地域貢献の意義深さが感じられました。今後ともこのようなイベントを通じて、より多くの人々が笑顔でつながり、共に歩む機会が増えることを期待しています。