東京・丸の内に移転オープンしたB barで贅沢なバカラ体験を

東京・丸の内の新しいオアシス「B bar Marunouchi」

2025年5月中旬、東京・丸の内に新たに移転オープンした「B bar Marunouchi」。このバーは、世界的に有名なバカラブランドの魅力を余すことなく体験できる特別な空間です。株式会社GARDEが手掛けた内装デザインは、従来のB barのエッセンスを受け継ぎながら、新しい息吹を加え、まさにラグジュアリーな空間を演出しています。

バカラの世界観に酔いしれる

B bar Marunouchiでは、厳選された素材を活かしたメニューが用意され、すべてがバカラの高品質な製品によって彩られています。ここでの飲酒体験は、単なる飲み物を楽しむだけでなく、バカラのアイデンティティを感じることができるひとときなのです。名高いバカラのブランドが持つエレガンスと洗練が、心に残る贅沢な体験を提供します。

デザインコンセプト：バカラの赤

この空間のデザインにおいて、最大の特徴はバカラの象徴とも言える“赤”の色彩です。照明を抑えた暗めの環境の中で、所々に施された赤いアクセントが、洗練された雰囲気を一層引き立てています。「バカラの壁」に一つだけ配置された赤いグラスなど、細部にまでこだわりが光ります。また、モダンな内装とのコントラストを生む温かみのある岩谷堂箪笥や、移設して使用されている無垢材のバーカウンターも印象的です。

目を引くデザイン美学

B bar Marunouchiは、ただ美しいだけでなく、その魅力を最大限に引き出すためにデザインされています。代表的な燭台「ツァリーヌ」やバカラグラスが効果的に配置され、観客の視線を引きつけます。シャンデリアは、2基を用意し、どの角度からでも楽しめる設計になっています。一部にはマジックミラーの仕掛けを施し、視覚的な効果も狙っています。このようなこだわりが、エントランスから入った瞬間に、まるで別世界に足を踏み入れたかのような感覚を与えます。

歴史と文化が息づく空間

また、B bar Marunouchiの内部には、地元の人々だけでなく、何度も訪れるファンにも配慮した親しみやすさが感じられます。通路には、フランス・バカラ村の製作風景が映し出された写真が展示され、来店するたびに新たな発見があります。訪れるたびにブランドの歴史やクラフツマンシップを感じられるづくりがされているのです。

プライベート空間が充実

このバーには、3つのプライベートスペースも完備されています。仲間や個々での来店にもしっかりと対応可能な設計となっており、最奥のプライベートルームには独特なデザインのウォールランプが浮遊感を演出しています。これにより、利用者にとって特別なひとときを過ごすための理想的な環境が整っています。

デザイナーの情熱

今回のプロジェクトに関わったデザイナーは桐谷万奈人さん。彼は、バカラの世界観を酌み取り、設計に反映させることに尽力しました。ブランドに関わる各要素を丁寧にヒアリングし、一つ一つを大切にデザインし、唯一無二の空間を作り上げました。バカラの歴史を感じさせる名品を手に取ることで、このバーの魅力を一層深く感じることができるでしょう。