脱炭素の未来を切り拓く『CO2 5000t削減プロジェクト』
株式会社サティスファクトリーが2020年に開始した『CO2 5000t削減プロジェクト』は、プラスチック資源の国内循環を通じて脱炭素を目指す活動です。このプロジェクトは、年間5,000トンのCO2排出削減を目標に掲げていますが、2024年度には7,107トンという優れた成果を達成しました。これは、4,873の事業所が参加したおかげであり、持続可能な社会への貢献が広がりつつあることを示しています。
プロジェクトの概要
『CO2 5000t削減プロジェクト』の背後には、廃プラスチックを新たな製品へと転換する取り組みがあります。企業が不用になった廃プラスチックを提供し、そのプラスチックを原料とした再生品の使用を促進します。この流れによって、焼却処理を回避することでCO2排出量が削減されるのです。サティスファクトリーは、参加企業からのデータをもとに定期的に成果をとりまとめて公表しています。
実績と成果
プロジェクトの3年目となる2024年度でも、目標を大きく上回る7,107トンのCO2削減に成功しました。また、再生品の使用は4,873事業所にまでおよび、これまでの累計では合計23,523トンのCO2削減を実現しました。この成功の要因は、廃プラスチックの価値を再認識し、それを必要とされる製品に変換したことです。これにより、全国の事業者から共感を得ることができました。
新たな参加者の輪
2024年度では、これまで主に製造業や金融機関が中心だった参加者の中に、航空業界が加わったことが大きな変化です。脱炭素に向けた動きが進む中で、航空業界においてもエネルギーの使用や資源の再利用が強く求められています。特に、航空貨物に伴う廃棄物を適切に分別しリサイクルすることで、環境負荷の軽減を図ることが求められているのです。
スポーツイベントにおける影響
さらに、スポーツイベントでも環境配慮が高まっています。多くの人々が集まり消費する中で、廃棄物をどのように管理するかが重要な課題です。国内外で環境配慮型のイベント企画が広がり、ゴミの可視化や再資源化に取り組む企業が増えています。こうした流れが、本プロジェクトの重要性を高めています。
脱炭素の未来へ向けて
サティスファクトリーは、脱炭素の輪を広げるためにあらゆる企業が参加しやすい仕組みづくりに尽力しています。今後ともこの流れは止まることはありません。企業が新たな方法を取り入れ、脱炭素に繋がる選択を自然と行える社会の実現に向けて、私たちは使命感を持って活動を続けます。
企業情報
- - 企業名: 株式会社サティスファクトリー
- - 所在地: 東京都中央区八丁堀3-12-8 HF八丁堀ビルディング6F
- - 代表者: 代表取締役 小松武司
- - 事業内容: 廃棄物マネジメント、環境コンサルティング、再資源化プロダクト事業