ロコモサミット2025の記録
2025-03-27 12:16:56

2025年に向けたロコモ対策の最前線を探るロコモサミット2025開催レポート

ロコモサミット2025開催レポート



2025年3月2日、東京都港区のUNIVERSITY of CREATIVITYにて「ロコモサミット2025」が盛大に開催されました。このサミットは、ロコモ診療や研究に関わる専門家を中心に、約70名の参加者を集め、最新の知見と現状を共有する場となりました。

サミットの目的


「ロコモティブシンドローム」(その名からもわかるように、運動機能に関わる健康問題)は、高齢者だけでなく、実は子供や中高年層にも影響を及ぼす大きな社会問題です。近年、予防策と対策の必要性が高まっている中、ロコモチャレンジ!推進協議会は、この問題に3939584657の意義を見出し、解決に向けた取り組みを進めています。

今回のサミットでは、ロコモ対策の現状を把握するだけではなく、医療、運動、栄養についての知見を深めることを目指しています。特に、関係者間での意見交換や新しい協力体制の構築が重要であるとされています。

プログラムの内容


会場では、参加者が靴を脱ぎ、車座になってリラックスした雰囲気で意見交換が行われました。オープニングでは、大江隆史委員長がロコモの歴史を振り返るとともに、今後の目標について明確に述べました。特に、ロコモについての認知度を高め、高齢者を含む勤労層への啓発が求められています。

特別講演


厚生労働省の菊地博史氏によるキーノートでは、2025年問題とともに、ロコモに対する社会保障の視点からの理解が重要であると強調されました。加えて、参加者からは「意外と知られていないことが多い」という声も上がり、自らの生活にどのように取り入れるかを真剣に考えるきっかけとなったようです。

ワーキンググループの発表


さらに、ロコモに特化した4つのワーキンググループ(WG)がそれぞれの研究や取り組みについて報告しました。

1. がんロコモWG:がんとロコモの関連について深掘りし、運動の効果とプログラムの開発を紹介。
2. 理学療法WG:ロコモ度テストの開発過程と理学療法士の役割について説明。
3. 栄養WG:高齢患者における栄養問題や低栄養の課題を取り上げ、栄養管理の重要性が語られました。
4. 勤労者ロコモWG:高齢労働者に特化したロコモ調査の結果を報告し、今後の展開を話し合いました。

参加者の声


本サミットを通じ、参加者からは高い満足度が寄せられました。「多様な専門家との交流ができ、新しい視点を得られた」「ロコモについてもっと知りたい」との意見が相次ぎました。また、フードカルチャー誌『RiCE』のプロデュースによるお弁当も、参加者の栄養知識を深める良い機会となりました。

クロージング


最後には、日本整形外科学会理事長がこのサミットの意義と今後の取り組みの重要性をまとめ、ロコモ対策がより多くの人に影響を与えることを祈念しました。ロコモが社会に浸透し、健康寿命の延長に寄与することが期待されています。

このように、多職種が集まり情報交換をすることは、今後のロコモ対策にとって非常に重要です。各専門家の知見や経験を活かして、皆で健康寿命を延ばすための策を講じていきたいところです。


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