関西初！奈良おもちゃ美術館、2025年誕生に向けて準備万端

奈良おもちゃ美術館 2025年開館

奈良県三郷町に、関西初のおもちゃ美術館が誕生します。その名も「奈良おもちゃ美術館」。2025年3月20日の開館が決定し、国内外の木製おもちゃが集まる体験型施設が、いよいよ多世代交流の場としてオープンします。ここでは、赤ちゃんからお年寄りまで、幅広い年齢層が楽しめる「木育」がテーマとなっています。

施設の魅力

美術館は奈良学園大学の跡地に、新たに設けられます。地域の文化や歴史を反映した「こども平城京」の展示や、大和野菜をテーマにした遊び場もあり、遊びながら奈良の魅力を体感できる設計です。
さらに、館内には約300種類、5,000点以上の木のおもちゃが設置されており、訪れる人々が自由に触れて遊べます。「奈良おもちゃ美術館」は、日本各地で展開されるおもちゃ美術館の13館目の施設です。

ライブラリーカフェと交流スペース

美術館の魅力のひとつは、1階に併設されるライブラリーカフェ。地元奈良の「ロクメイコーヒー」が監修した軽飲食を提供し、ここでは自由に本を読みながらリラックスできます。コーヒー片手に、おもちゃや遊びの体験の合間に過ごす時間は、親子での素敵な思い出となることでしょう。また、イベントスペースや多目的室も完備されており、個人や団体の活動にも利用できます。

インクルーシブな取り組み

「奈良おもちゃ美術館」は、国内初のインクルーシブなおもちゃ美術館を標榜しています。年齢や国籍、障がいの有無に関わらず誰もが楽しめる場所として、社会福祉法人檸檬会が運営を担います。この新しい取り組みにより、障がい者も働ける環境を提供。この美術館は、単なる遊び場ではなく、分かち合う社会を実現する場とすることを目指しています。