望月琉叶が5周年記念コンサートで魅せた新たな演歌の姿と感動の瞬間
2020年に『失恋慕情』で華やかにデビューを果たし、瞬く間にレコード大賞新人賞を受賞した演歌歌手、望月琉叶(29)が、デビュー5周年を迎えた記念の日に、特別なコンサートを新宿・歌舞伎町劇場で開催しました。印象深い楽曲とともに彼女の成長を見せる瞬間が広がったこのイベントには、約150名のファンが集結。まさに特別なひとときとなりました。
コンサートの冒頭では、望月が自身のCDジャケットにぴったりの美しい着物姿で登場。新曲『わがまま』のパフォーマンスを披露し、続けてTM NETWORKの名曲『Get Wild』の演歌バージョンも歌唱しました。この新曲について彼女は、「小室哲哉さんが作詞・作曲したこの曲は、親しみやすいメロディーで、好きな人に対してのわがままな想いを表現しています」と語り、その深い意味をファンに伝えました。
また、デビュー5周年を振り返る中で、望月は「ここまで来られたのは、支えてくださった皆さんのおかげです。本当に感謝しています。」とコメント。特にレコード大賞新人賞の受賞は彼女にとって大きな出来事であり、今なおそのことが自身の原動力になっていると話しました。「まさか、小室哲哉さんに楽曲を手がけていただけるとは思ってもいませんでした。本当に驚いています。」と、彼女の目には嬉しさと驚きがあふれていました。
望月の新曲『わがまま』は、演歌の形を取りながらも、聴きやすく現代的なアプローチがされており、振り付けや表現力にも新たな要素が取り入れられています。彼女は「演歌の魅力を、もっと若い世代にも伝えていきたい」と未来への目標を語り、パフォーマンス中もその情熱がひしひしと伝わってきました。
コンサートでは、ゲストとして登場したのは、同じく小室哲哉氏のプロデュースを受けているアイドルグループ「OVAL SISTEM」のメンバー、住田愛子(17)や、実力派ユニット「Aicong」など。彼女たちとのコラボレーションもあり、聴き応えのあるプログラムが展開されました。セットリストには、望月のオリジナル楽曲だけでなく、彼女が敬愛する演歌の名曲カバーも含まれており、ファンを楽しませる内容となっていました。
印象的なパフォーマンスの中でも、ファンからのエネルギーが感じられ、彼女自身もその声援を力に変えていく様子が伺えました。初めに披露した『失恋慕情』から始まり、観客と一緒に歌う場面もあり、絆が深まる瞬間が続きました。特に最後のアンコールでは、新曲『わがまま』を再びたっぷりと歌い上げ、感動的なフィナーレを迎えました。
このコンサートは望月にとって新たなスタートでもあり、演歌を愛する全てのファンへ向けて彼女がどのようにその魅力を広げていくのか、今後の活動が楽しみです。未来の演歌界を担う彼女のさらなる活躍を期待し、心から応援していきたいと思います。