新COO岩重淳之介氏が取り組む製造業のDX戦略とは

コズムの新COO、岩重淳之介氏が語る製造業の未来

株式会社コズムは、2025年1月1日より岩重淳之介氏がCOOに就任することを発表しました。製造業とITの経験を豊富に持つ岩重氏は、同社のさらなる成長に向けた重要な役割を果たすことになります。今日は、岩重氏のこれまでのキャリアや、コズムが目指す方向性について詳しくご紹介します。

新たな経営体制の一環

コズムは近年、製造業のデジタルトランスフォーメーション（DX）を推進するスタートアップとして注目されています。新たに設けられるCOOのポジションは、コズムの組織力を高め、事業成長を加速させるためのものです。岩重氏はその豊富な経験を基に、製造業や物流業界の課題に対して革新的な解決策を提供することが期待されています。

岩重氏の豊富な実績

岩重氏は、2017年に大手コンサルティングファームに入社し、製造および建設分野のクライアントに対して多岐にわたる支援を行ってきました。特に、火力発電プラント設備の海外展開においてはシェアを0%から60%にまで広げるなど、明確な成果を上げてきました。また、環境プラント設計においては工数を60%削減し、部品製造業ではリードタイムの短縮に成功し、生産性向上にも貢献。

2023年にはITコンサルティング分野でプロジェクトマネジメントを行い、国内最大手デベロッパーのIT基盤刷新も手がけました。こうした経験が、今後の職務に大いに活かされることでしょう。

クライアントのニーズに応える柔軟な事業運営

岩重氏がCOOに就任することで、コズムの事業運営はさらに柔軟かつ俊敏になります。特に製造業や物流業に特化したソリューションを強化することで、業界の多様なニーズに応じたサービスを提供できる体制を整えていく方針です。これにより、クライアント企業が直面する特有の課題を的確に解決するための支援が可能となります。

社会への大きなインパクトを目指して

コズムは、「日本を代表する企業になる」というビジョンを掲げています。新体制のもとで、岩重氏のリーダーシップが発揮されることで、より強固な競争力を保つだけでなく、社会全体に対する価値提供にも注力していく姿勢が示されています。デジタル化が進む日本の製造業において、業界特化型のアプローチで新たな価値を創出することが求められています。