ネオフレーム株式会社設立！映像視聴体験を革新する新しい発進

ネオフレーム株式会社設立の背景

東京で新しい映像体験を提供するため、パロニム株式会社と株式会社プログレスが協力し、ジョイントベンチャー「ネオフレーム株式会社」を設立しました。その目玉となる技術が「Tig（ティグ）」です。この技術は、視聴者が映像の中のモノや音、場所などに触れることで、関連情報にすぐにアクセスできるものです。現代の視聴者はますますインタラクティブなコンテンツを求めており、より深い視聴体験が重要視されています。

Tig技術の可能性

「Tig」は動画やLIVE配信において、視聴者が興味を持った部分をクリックすると、その部分の詳しい情報が表示される画期的な技術です。これにより、ユーザーは簡単に追加情報を得ることができ、より没入感のある視聴体験が実現します。国内外のさまざまなプラットフォームや企業との協力を進めることで、この技術のグローバル展開も視野に入れています。

縦型ショートドラマ市場へのアプローチ

プログレスは特に、縦型ショートドラマ市場において非常に多くの成功を収めており、「ショードラ」と呼ばれるコンテンツ制作でも知られています。ショートドラマは短時間で視聴者の心を掴む方法の一部として、反響を呼んでいます。ネオフレームはこのショートドラマの枠組みを用いて、「Tig」の技術を融合させ、新たなエンターテインメント体験が提供できるとしています。

ビジネスモデルの革新

日本では、プロダクトプレイスメント広告が伝統的に難しいとされていますが、ネオフレームは「Tig」を活用することで新たなビジネスモデルを確立しようとしています。プロダクトプレイスメントは、特定の製品を映像内で自然に紹介する手法ですが、従来の広告モデルに多くのハードルがある中で、ネオフレームはこの手法を強化し、視聴者により魅力的な商品体験を提供することを目指しています。

ネオフレームの具体的な事業内容

ネオフレーム株式会社の設立を受けて、以下のような事業が展開される予定です：

1. インタラクティブ動画コンテンツの企画・制作：Tig技術を活用し、ショードラやさまざまなエンターテインメント領域に対応したコンテンツを制作します。
2. 情報検索ツールの開発：視聴者がより深く情報を素早く取得できるように、新しい情報検索ツールを開発します。
3. プロダクトプレイスメントサービスの提供：映像コンテンツに自然に商品を取り込み、視聴者にアピールします。
4. プラットフォームの構築と連携：インタラクティブ動画を配信するための基盤を整え、他のプラットフォームとも連携します。

代表取締役のコメント

代表取締役の小林道生氏は、「ネオフレームは『視点を変える、未来を創る』というビジョンに基づき、革命的な動画視聴体験を提供し、より豊かな生活のサポートを目指します」と述べています。今後、国内外の多彩なパートナーシップを進め、映像ビジネスの新たな可能性を追求していく牛田社長の姿勢が、大いに期待されます。