マネックス証券の進化
2025-10-22 16:01:35

ドコモとの提携で進化するマネックス証券の新サービスと利用状況分析

ドコモとの提携で進化するマネックス証券



2023年10月4日、マネックス証券がNTTドコモとの資本業務提携から2年の間に進歩したサービスや顧客利用状況について公表しました。これは、より良い金融サービスを顧客に提供するための一環として行われており、その成果は莫大なものです。

提携の成果とサービスリリース



マネックス証券は、2024年1月にドコモとの提携を開始し、さまざまな事業のシナジーを生かしたサービスを発表してきました。その中には、7月に開始された「dカード®積立」や、9月からの「dポイントで投資」という新しい試みが含まれています。さらに、2025年7月には「かんたん資産運用」サービスの導入も控えており、将来性に満ちた仕組みが整いつつあります。

利用者数の増加



「dカード積立」のご利用者数については、サービス開始時と2025年9月の比較で約9倍の増加がありました。dアカウントと連携した口座数も約4倍に達し、dポイントの利用も着実に増えています。特に、毎月の投資信託の買付に使用されたdポイントがサービス開始当初の約3倍にのぼるため、利用者の確実な増加を感じさせます。

ドコモ経済圏における顧客群の特徴



本提携がもたらしたもう一つの注目すべき点は、ドコモ経済圏にて口座を持つ顧客とその他の顧客との特性比較です。特にNISA口座の開設率は、dアカウントを連携した個人投資家が62%であるのに対し、未連携者の開設率は40%にとどまっていることが分かりました。このことから、ドコモ経済圏からの新たな投資層の開拓が、マネックス証券の口座獲得に寄与していることが窺えます。

口座開設者の稼働率(実際に取引をしている割合)は、dアカウントを連携している顧客が65%であるのに対し、全体の稼働率は57%となっており、dアカウント連携者はより積極的に資産運用を行っていることが分かります。

資産運用の動向と今後の展望



「かんたん資産運用」サービスの利用者層は、マネックス証券全体の顧客に比べて20代、30代の個人投資家が増加していることが顕著です。このことは、若年層へのアプローチに成功していることを示しています。今後もマネックス証券とドコモは、個々のライフステージに応じたサービスを進化させ、顧客の資産形成を支援していくことでしょう。

マネックス証券は、新たな金融の流れを創出する重要な役割を担っており、将来的にはさらなるサービスの拡充が期待されています。金融のデジタル化が進む中で、顧客のニーズに応じた柔軟な対応が求められる時代が到来しています。私たちもその動向に注目していきたいと思います。


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