札幌市金融企業誘致セミナー開催！新たなビジネスの拠点を目指す

2025年10月14日（火）、札幌市が主催する金融企業誘致セミナー「ビジネスのまち・札幌の現在地」がKABUTO ONEにて行われます。このイベントでは、平和不動産株式会社の代表執行役社長である土本清幸氏が登壇し、札幌の金融機能強化に向けた取り組みについてお話しします。

このセミナーは、2024年6月に「金融・資産運用特区」に認定された札幌市が、GX（Green Transformation）産業の振興と金融機能の強化を目指す一環として開催されるものです。これにより、アジアや世界の金融都市を目指す都市戦略が紹介され、札幌市のビジネス環境や金融市場の発展が期待されています。

再開発プロジェクトの紹介

札幌市内では、平和不動産が推進する「大通西4南地区第一種市街地再開発事業」や「札幌駅南口北4西3地区第一種市街地再開発事業」が進行中です。これらのプロジェクトは、都市の再開発を通じて新しいビジネス機会を創出することを目的としています。セミナーでは、土本氏がこれらのプロジェクトについても触れ、地域のビジネス活性化に向けたビジョンを説明する予定です。

FinGATEの重要性

また、土本氏は、東京・日本橋兜町や茅場町で展開している「FinGATE」の設立経緯やその役割についても紹介します。「FinGATE」とは、独立系の資産運用会社やフィンテックスタートアップ向けのサービスオフィスで、多数の国内外の金融関連企業が集結しています。ここでは、オフィス環境の提供だけでなく、情報発信の機会やビジネスマッチングなど、企業の成長を支援する幅広いサービスが展開されています。

さらに、2025年10月20日（月）には、「FinGATE SAPPORO in IKEUCH LAB」の開設が予定されており、札幌と東京の拠点を活かした「ヒト・情報・資金」の交流が期待されています。

パネルディスカッション

セミナーの後半では、札幌市長の秋元克広氏や、「FinGATE」の入居企業の代表者とともにパネルディスカッションが行われます。ここでは、札幌におけるGXや金融分野の現状、そして今後の展望について意見交換が行われます。特に、地域と金融、スタートアップがどのように連携して新しいビジネスモデルを構築できるかについて深く掘り下げられることでしょう。