#教育改革 #私学経営 #建学の精神

第15回 私学経営トップ交流会が開催されました

2025年11月6日、東京都新宿区の新宿NSビルにて「第15回私学経営トップ交流会」が執り行われました。主催は株式会社FCEで、参加者は全国の私立学校の理事長や校長、学校管理職など58校に及びました。今年のテーマは『建学の精神を具現化する学校経営』で、対面とオンラインを併用したハイブリッド形式で行われました。

イベントの背景

この交流会は、少子化や教育ニーズの多様化が進む中、私立学校がどのように「建学の精神」を教育現場に反映させているかを議論する重要な場です。FCEの文教事業部が提供するプログラム、「7つの習慣J®」や「Find!アクティブラーナー」などの支援を通じて、生徒の主体性を引き出すとともに、経営支援にも力を入れています。この姿勢に基づき、15回目となる今回は、理念を基盤とした学校改革の成功事例を共有し、今後の挑戦に目を向けました。

プログラム内容の概要

当日は、以下のような豊富なプログラムが用意されました：

• - 講演（セッション）3本
• - 経営分析ワーク
• - 私学経営ロジックツリーを用いた最優先課題の抽出
• - 建学の精神の具現化に関するルーブリック評価

講演の詳細

講演１: 高倉学園 豊橋中央高等学校 理事長・校長 高倉嘉男 氏

高倉氏は、自身の学校経営の背景を踏まえ、「主体的な学び」が現代社会で求められる理由を強調しました。彼はインドの教育実践を例に挙げ、自ら学ぶ姿勢や、教員と生徒が共に学ぶ文化の重要性について話しました。{|}

講演２: 創成館高等学校 教頭 岩永光弘 氏

岩永氏は、「7つの習慣J®」を普通コースに導入した経験を基に、主体的な学びの育成について語りました。生徒たちが自ら考え、行動できる環境が整うことで、全国大会での受賞や大学合格者数の増加といった成果が上がっている事例を報告しました。

講演３: 株式会社ヒューマン・リンク 代表取締役社長 稲葉人司 氏

稲葉氏は、私学経営の変遷を振り返り、現代の教育に求められる「証明責任」について講演しました。彼によれば、真学力の育成には、組織的な教育力の向上が重要であり、ルーブリックの活用がその鍵であると指摘しています。

参加者の声

交流会を通じて、参加者からはさまざまな感想が寄せられました。「他校の実践を聞いて目からウロコが落ちた」と語る参加者や、「教育に革新が必要だと実感した」と述べる参加者も多かったです。

アーカイブ動画のご案内

FCEは、過去のトップ交流会のアーカイブ動画を準備しており、今後も継続的に建学の精神に基づく教育経営の情報を発信していく予定です。2026年1月以降には、今年の交流会の一部も視聴可能となります。

次への展望

参加者の多くは「来年度も参加したい」と答え、FCEは今後も教育と経営の両立を支援し続ける所存です。「選ばれる学校づくり」を通じて、私学の成長に貢献することを目指しております。

FCEに関する詳しい情報は公式サイトをご覧ください：FCE

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