Nehanの成長加速
2025-12-04 10:17:08

公共調達を革新するNehan株式会社が資金調達を実施し、成長を加速

Nehan株式会社がシードラウンドで約1.6億円の資金を調達



東京都新宿区に本社を構えるNehan株式会社は、シードラウンドにおいて総額約1.6億円の資金調達を成功させたことを発表しました。このラウンドでは、DNX Ventures、mint、ユナイテッド株式会社、三菱UFJキャピタル株式会社、SMBCベンチャーキャピタル株式会社を引受先とした新株予約権の発行と、日本政策金融公庫、第一勧業信用組合からの融資が実施されました。これにより、Nehanの総調達額は約2億円に達しました。

資金の活用目的


Nehanは、この資金をプロダクトの開発に加速的に投資し、採用および組織体制の強化を図る予定です。特に、公共調達市場の拡大とその効率化の必要性を背景に、生成AI技術を用いた「Labid」は今後の成長に必要な基盤として機能することが期待されています。

公共調達市場の背景


日本の公共調達市場は年間約27兆円に達する巨大な市場です。しかし、2040年には就労人口が2020年比で約2割減少すると予測されており、公務員不足や自治体の事務負担の増加といった課題が顕在化しています。このような状況において、民間企業が公共課題解決に関与する重要性が増しています。政府も「骨太の方針2024」において、民間企業への投資拡大を明言し、さらなる改革を進めています。

営業の生産性向上への課題


公共営業分野では、特に生産性向上が急務となっています。膨大な入札情報の収集や、提案書作成にかかる工数は、営業活動において特有の難しさを生じさせています。

  • - 2000以上の各行政機関による情報の入手が困難であること
  • - 膨大な仕様書の精査にリソースを取られがちな点
  • - 過去の入札データの不足によって戦略的な営業ができていない点

こうした課題に対し、「Labid」はAIデータプラットフォームとして解決策を提供します。入札情報の収集から提案書作成までのプロセスを効率化し、営業の生産性を大幅に向上させることを目指しています。

Labidの機能とその効果


「Labid」では、以下のような機能が備わっており、営業チームの生産性向上に寄与します。

  • - 仕様書AIサマリ機能: 自動要約により、仕様書の情報を瞬時に把握でき、案件精査の時間を大幅に短縮できます。
  • - 案件管理機能: 案件の進捗を直感的に管理し、工数削減を実現します。
  • - 提案書自動作成機能: 提案書の構成を自動で抽出し、簡単に提案書を作成できます。

これにより、実際に顧客からは一人あたりの生産性が約20時間/月改善されたとのフィードバックも寄せられています。

未来に向けたビジョン


今回の資金調達を通じて、Nehanはさらなる組織の拡大とAI技術への投資を進めてまいります。公共営業分野の革新を目指し、Nehanは「新しい公共を共に創ろう」というビジョンを掲げています。日本の公共営業におけるSalesTechのパイオニアとなるべく、一層の邁進を続ける準備が整っています。

また、採用も積極的に行っており、共に挑戦してくれる仲間を探しています。「新しい公共を共に創ろう」と志を共にする方々の応募をお待ちしております。詳しくはこちらの採用ページをご覧ください。


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