ジャスミンシステムが始めるエッジAI製品の新境地
株式会社ジャスミンシステム(東京都千代田区)は、カナダのエッジAI企業AiDANT Intelligent Technology Inc.の製品の国内販売を今年8月よりスタートした。この取り組みは、医療や介護の現場で深刻化する人手不足に対応するために開発された「見守りDX」ソリューションを中心としており、特に転倒検知の迅速化や巡回負担の軽減を図るものだ。
国内初の公式販売パートナー
ジャスミンシステムは、日本国内においてAiDANTの公式販売パートナーとして初めての存在となる。これにより、AiDANTが持つ最先端のエッジAI技術を日本市場に導入し、責任を持って提供する体制が整った。この新しい技術により、顧客はより効率的に医療や介護の現場での安全対策を講じることが可能になった。
AiDANT製品の一例
- - AiDANT Care: 転倒検知に特化したソリューション。医療施設や介護施設での転倒事故対策に有効。
- - AiDANT Markers: ArUcoマーカの読み取り及び管理が可能。
なお、これらの製品は特定のネットワークカメラにインストールして利用するエッジAIアプリケーションだ。
一貫したサポート体制
ジャスミンシステムが提供するのは単なるライセンスやハードウェアの販売に留まらない。導入から運用までを一気通貫でサポートする数少ないシステムインテグレーターとして、顧客のニーズに合わせたトータルなサービスを提供している。要件定義やネットワーク設計、アプリケーション開発も行い、複数のベンダーとの調整に頭を悩ませることなく、スムーズに導入を進めることができる。
カメラの新しい役割
従来のカメラは、事故が起きた後にその映像を確認する、いわば「保険のような存在」だった。しかし、AiDANTのエッジAI技術を用いることで、カメラがその場で状況を理解し、必要な人に即座に初期対応を促すことが可能になる。「見る」「理解する」「動かす」を一台のカメラで完結するこの技術こそが、今までにない見守りの形を提供する。
AI技術の利点
AiDANT Careは、カメラ自体に転倒検知を行うソフトウェアをインストールする形で動作するため、電池や消耗品が不要であり、広範囲にわたる監視が可能だ。夜間でも赤外線によるナイトモードで患者や利用者を見守ることができ、誤検知のリスクを大幅に軽減する。さらに、複数拠点の情報をクラウドで一元管理できるため、管理の効率化も実現されている。
医療・介護現場での活用
AiDANT Careを導入することで初期対応の時間が大幅に短縮されることが確認されており、例えば、転倒が検知された際にはスマートフォンでの通知が行われ、平均3分以内に初期対応を行うことができる。また、厚生労働省の基準に沿った「見守り機器」としても認められており、介護施設に対する補助金や報酬改定により、投資回収や継続的な収益改善が期待できる。これにより、現場の負担軽減や離職防止、訴訟リスクの低減にも寄与している。
安全対策としての展望
加えて、工場や物流センターなどでもAiDANT Careの活用が進んでおり、こちらでも作業員の安全性向上に寄与している。熱中症対策や労働災害の防止など、各現場での事故を未然に防ぐ手段として期待されている。
最後に
AiDANTのCEOであるロジャー・ミルフォード氏は「我々のエッジAI技術を日本で提供するパートナーにジャスミンシステムを選んだことを誇りに思う」と述べており、エンドツーエンドのトータルサポート体制が特徴だ。この技術の導入を検討されている医療・介護施設の方々は、ぜひとも個別の相談をしてみてほしい。
会社概要
株式会社ジャスミンシステム
所在地:東京都千代田区丸の内1丁目5−1 新丸の内ビル 12F
代表者:代表取締役 佐野翔一
事業内容:システムインテグレーター
公式サイト
AiDANT Intelligent Technology Inc.
所在地:カナダ、バンクーバー
代表者:CEO ロジャー・ミルフォード
事業内容:エッジAI技術の開発・提供
公式サイト
本件に関するお問い合わせ
株式会社ジャスミンシステム新規事業部石原
E-mail:
[email protected]
TEL:03-6874-5922