坂本龍一と高橋悠治の名著『長電話』を讃える特別ラジオ番組、12月29日に放送！

坂本龍一と高橋悠治の名著を讃える

2023年12月29日（日）、J-WAVE（81.3FM）から特番『J-WAVE SELECTION RADIO SAKAMOTO extension “長電話”』がオンエアされます。この番組は、1984年に発行された坂本龍一と高橋悠治による名著『長電話』をトリビュートする内容で、坂本龍一がナビゲーターを務めてきた『RADIO SAKAMOTO』の延長版であり、シリーズの第3弾となります。

この番組の放送は、22:00から22:54までの間で、二人の音楽家による特別な“長電話”の内容が収録されています。番組の特長は、彼らが実際に顔を合わせずに声のみでやり取りを行った点であり、そのユニークな手法が聴く者を魅了します。今回のゲストは、クリエイティブ・ディレクターの保持壮太郎さんと俳優の岸井ゆきのさんです。

『長電話』とその影響

『長電話』は、坂本龍一が1984年に自身の出版社から発売した書籍で、彼と高橋悠治の間の長時間の電話対話が収録されています。この書籍は、音楽界だけでなく、アートや文化にも広範な影響を与えてきました。特に、当時のアーティストやクリエイターたちにとって、この本が与えた刺激は計り知れません。

近年では、2023年8月30日に长らく絶版だったこの名著が、坂本龍一の意志を受け継ぐ新たな図書構想『坂本図書』から復刊されるという嬉しいニュースもありました。この復刊は、多くのファンの心をつかむもので、再び多くの人に読まれることが期待されています。

特別なゲストが登場

今回の『長電話』トリビュート番組では、保持壮太郎さんが、東京都現代美術館で開催中の「坂本龍一|音を視る時を聴く」展に関連するプロモーション施策の一環で、岸井ゆきのさんとの会話を楽しむ形式で進められます。保持さんは広告やクリエイティブに関わるさまざまなプロジェクトに参加しており、その幅広い知識と経験が番組に深みを加えるでしょう。

岸井ゆきのさんは、若手ながらも数々の受賞歴を持つ実力派俳優であり、彼女の視点や考え方がどのように表現されるのか、リスナーは興味を持つに違いありません。

聴取方法とナレーション

番組のナレーションは、タブラ奏者のU-zhaanが担当し、彼の落ち着いた声が特別な雰囲気を醸し出すでしょう。ラジオ放送は、radikoアプリを利用して聴取することができ、タイムフリー機能を利用すれば、放送開始から1週間はいつでも聴き直すことができます。これにより、仕事やプライベートで忙しい人でも、好きな時間に楽しむことができます。