ウイングアークとサイバートラストの協業
ウイングアーク1st株式会社とサイバートラスト株式会社は、AI社会におけるデジタルトラスト基盤の構築に向けて協業することを決定しました。この提携は、電子署名やeシールなどのトラストサービスを国内で普及させることを目的としています。両社は、AI技術を取り入れたデジタル化が進む中、商取引で生成されるさまざまな帳票や文書の安全性を向上させるため技術的な保証を提供します。
協業の背景
企業間取引のデジタル化が急進し、AIを駆使した業務自動化が進む中で、データの真正性を保証することが不可欠となっています。特にウイングアークとサイバートラストの連携は、なりすましや改ざんを防ぐ手段を提供することで、AIが効率的にデータを処理できる環境を整えるものです。また、2025年3月に総務省が導入を予定している「eシールに係る認証業務」にも対応し、安全なデータ流通の実現を目指します。
両社の取り組みと技術
ウイングアークは、企業間取引に特化した電子文書の信頼性を担保する「Trustee タイムスタンプ」をはじめ、デジタル帳票基盤を提供しています。一方、サイバートラストは、長期的な電子文書の真正性を確保するための「iTrust リモート署名サービス」や厳選された組織のための「iTrust eシール用証明書」を提供しています。
この協業のもと、ウイングアークの帳票基盤から生成されるデジタル帳票に対し、サイバートラストがeシール用証明書を発行し、それを用いることで発行元証明と真正性を確保する新たなサービスが開発される予定です。
今後の展望
両社は、ウイングアークの「SVF」や各種デジタルトラスト関連製品を基盤に、サイバートラストの提供するサービスを統合し、トラストサービス機能の実装を進めていきます。この新しいサービスは、AI時代にふさわしい安全なデータ流通支援として、2026年夏に提供されることが見込まれています。
企業紹介
ウイングアークは、企業の業務プロセスを効率的に支援する文書管理ソリューションやデータ活用を促進するサービスを展開しており、イノベーションの実現を目指しています。一方、サイバートラストは、商用電子認証局としての実績を元に、トラストサービスを提供し、安心な社会づくりを目指しています。このように両社が手を組むことで、より安全なデジタル環境を築くことが期待されています。