百十四銀行で開催された肝炎啓発イベントの活動報告

百十四銀行での肝炎啓発イベントの取り組み

2025年1月21日、香川県に本社を置く百十四銀行で「知って、肝炎プロジェクト」の啓発イベントが開催されました。このプロジェクトは肝炎に関する正しい知識を広め、早期治療へとつなげることを目的としています。

イベントの概要

今回のイベントには、肝炎対策特別大使の伍代夏子氏や、STU48の福田朱里氏、香川県立中央病院の高口浩一院長が出席し、百十四銀行の取締役頭取である森匡史氏との対談も行われました。銀行の行員だけでなく、多くの関係者が参加し、熱心に耳を傾けていました。

伍代夏子氏のメッセージ

伍代氏は対談の中で、「肝炎は放置すると非常に危険な病気です。早期発見と早期治療の重要性を理解してほしい」と強調しました。企業での啓発活動の必要性にも言及し、多くの人に肝炎についての理解を深めてもらいたいと訴えました。

福田朱里氏の思い

福田氏は、地元香川県で活動できる喜びを語り、「多くの世代の方に検査を受けることの大切さを知ってもらえれば」と述べました。また、香川県内の検査機関の存在や、早期発見による治療のしやすさについても説明し、参加者にその知識を広めることの意義を強調しました。

高口浩一氏の専門的見解

高口氏は、肝炎ウイルスの感染によって引き起こされる慢性的な炎症のリスクについて語り、ひいては肝硬変や肝がんの可能性があることを警告しました。全国的に多くの人が肝炎に感染していることを示し、検査の重要性を訴えました。

森匡史取締役頭取の健康経営

森氏は百十四銀行の健康経営施策についても紹介しました。特に35歳以上の社員全員が人間ドックを受診するなど、社員の健康を重視する取り組みが進められていることを説明し、「心身ともに健康で働くことの大切さを伝えていきたい」と語りました。

トークショーを通じた知識の共有

イベントの一環として行われたトークショーでは、伍代氏が自身の体験を基に肝臓の健康について語りました。「肝炎は自覚症状が少ないため、知らず知らずのうちに進行する可能性があります。ぜひ検査を受けて、健康状態を確認してください」と呼びかけました。

福田氏も生活習慣を見直すことの重要性を述べ、「家族のためにも、まずは自分を健康に保つことが重要です」と言いました。トークショーの中で、森氏は、参加者たちにしっかりと検査を受けて健康について考えるよう激励していました。