東通グループが示す新しい不動産戦略の全貌とは？プレスカンファレンス開催

東通グループプレスカンファレンスの様子

2025年10月20日、ザ・プリンスパークタワー東京で行われた「東通グループプレスカンファレンス」。多くの期待が込められる中、桜木共同代表、HUGO CHIANG共同代表、桜井執行役員が壇上に立ちました。

開会の挨拶

最初に桜木代表が登場し、会場に集まった報道陣に向けて熱く挨拶しました。「私たちの目指すのは、東京という馴染み深い街を、より希望に満ちた未来へと導くことです。これにとどまらず、日本全体に東通グループのビジョンを広めていく所存です」と述べ、会場からは温かい拍手が送られました。

事業戦略の発表

続いて、桜井執行役員が、東京都心を中心とした新しい事業戦略について詳しく説明しました。不動産再生事業「TRUST VALUE」については、関西初の展開として「TRUST VALUE 本町」を発表。40年以上の歴史を持つ建物をリノベーションするプロジェクトで、大阪地域の潜在性に期待を寄せました。

さらに、福岡への進出もアナウンス。ここでは、特化した居住用物件である「Totsu Residence」シリーズの開発が発表され、住みやすさを追求した空間作りに力を入れると語りました。

東京での展開についても、桜井氏は「新橋駅東口地区での再開発に関わることで、ただの建替えに終わらない、街全体の活性化に貢献するプロジェクトにしていきたい」と力を込めました。特に、麻布十番や新宿御苑Ⅱなど都心の一等地での再生プロジェクトにおいては、地域の特性を活かした“次世代のリノベーション”を実現すると宣言しました。

新しい挑戦と意気込み

さらに、《TOTSU PREMIUM》シリーズに関しても言及。著名な建築家との協業によって、新築物件のプロジェクトを進めていることも明らかにされ、上質で洗練された都心の暮らしを実現する計画に期待が高まります。

桜井執行役員は最後に、「私たちの不動産再生事業が地域を活性化させるという理念を持っている。ビジネス以上の価値をもたらすことが目標です」と締めくくり、参加者に強い思いを印象づけました。