新たな創造の場「チョキペタス」が始動
中庄株式会社とアトリエヤマダ株式会社の共同プロジェクトである「出張図工室チョキペタス」が、今後は中庄株式会社の運営に一本化されることが発表されました。この統合により、「紙の遊園地プロジェクト」は終了しますが、新たな章が「チョキペタス」ブランドとして始まるのです。
プロジェクトの背景
中庄株式会社は、1783年に創業された紙の卸問屋であり、地域に根ざした文化やアートの発展に寄与してきました。一方、 アトリエヤマダ株式会社(元は神奈川県からスタートし、現在は山梨県甲州市に拠点を移しています)もアート企画に特化した団体として、地域との接点を重視してきました。両者は、2021年から「紙の遊園地プロジェクト」という新しい創造の場を提供することを目指し、様々な活動を行ってきました。
「紙の遊園地プロジェクト」は、地域端材やカラフルな道具を使って楽しむことを目的としており、その一環として「チョキペタス」が立ち上げられました。子どもから大人までが楽しめるワークショップや展示会が展開され、多くの参加者にアート体験の機会を届けてきました。
運営一本化の意義
運営が一本化されることによって、中庄株式会社は「チョキペタス」のブランドを一貫して展開していく方針です。運営スタイルの統一は、参加者にとってより分かりやすく、魅力的な体験をもたらすと期待されています。これまでの共同開催から、それぞれ独自のイベントやプログラムを実施する形に移行していましたが、より良い参加者体験を提供するために、両社は共通の目的に向かって歩むことが必要だと考え、一本化を決定しました。
中庄株式会社は、自社が持つ紙のリソースとアトリエヤマダのクリエイティブを結びつけることで、より幅広い創造の場を提供していきます。また、アトリエヤマダも引き続き素材提供やイベント協力を行いながら、プロジェクトの魅力を拡大する役割を担います。
今後の展望
今後、「チョキペタス」はワークショップを通じて「ワクワク」を創出する空間を提供していくと同時に、創造力を育む場所を全国各地に広めることを目指しています。「完成」とか「正解」を追求するのではなく、関わるすべての人が自由に創造できる環境を整えていくことが、新しいアート体験の本質であると考えられています。
中庄株式会社のソリューションデザイン部は、「その場にいる人々が一瞬でワクワクし、手を動かすことから始まる体験を提供します」と話し、今後の活動に対する期待感を示しています。
クリエイターと地域への感謝
「チョキペタス」を支えるのは、多くのクリエイターや企業のご協力です。廃材や端材など、さまざまな素材を提供していただいている方々への感謝の気持ちを忘れずに、今後もプロジェクトを発展させていく所存です。
最終的に、このプロジェクトは「子どもから大人まで楽しめる創造の場」を広げることを目指し、地域に根ざしたアートコミュニティの発展を促進していきます。今後の展開を楽しみにしていてください。
お問い合わせ
「出張図工室チョキペタス」についての詳細情報やお問い合わせは、中庄株式会社のソリューションデザイン部までご連絡ください。
新しい創造の時代が「チョキペタス」から始まります。ぜひご注目ください!