名古屋での講演会が近づく
2025年3月19日、名古屋商工会議所にて、一般社団法人日本電機工業会名古屋支部の企業研究会が開催されます。この場で、株式会社イマジナの代表取締役社長である関野吉記氏が講演を行います。彼が講演するテーマは「真のブランディングとは〜社内外への本質的なブランド発信・浸透による、企業の付加価値の最大化〜」です。
電機業界の当前の課題
関野氏の講演は、現代の電気機械業界に対する深い洞察に基づいています。技術革新の速さとともに、業界の専門人材不足が顕著になっています。経済活動がますますデジタル化する中、AIやIoT技術を活用できる人材が求められていますが、2023年には約20万人の人手が不足するという予測もあるほどです。少子高齢化や新型コロナウイルスの影響で、働き手の流出が進む中、企業は自らの持続可能な成長のために人材戦略を見直さなければなりません。
講演内容の要点
関野氏は、企業のブランディングがどのように社内外に影響を与え、結果的に企業の価値を高めるのかを説明します。特に力を入れているのは、インナーブランディングです。この手法を通じて、社員が企業の価値観を理解し、共感することで、モチベーションを向上させることが可能だと述べています。顧客満足度や企業の競争力を高めるために、社内文化の形成が重要だと強調しています。
今後の展望と活動
株式会社イマジナは、研修やコンサルティングを通じて様々な企業に対する支援を行ってきましたが、今後も官公庁や地域社会に向けた講演活動を通じて貢献していく意向です。地域社会の活性化や持続可能な成長を目指した取り組みが必要であるとの認識のもと、様々なアプローチで支援を強化していく計画です。
講演会の詳細
- - 日時: 2025年3月19日(木) 16:00~17:15
- - 会場: 名古屋商工会議所 3階 第3会議室
- - 出席者: JEMA名古屋支部登録幹事および会員企業の希望者
この講演は企業ブランディングの重要性を改めて考え直す機会となるでしょう。関野氏がどのように企業が持つべきビジョンや文化を社員と共有し、その成果を最大化する方法を語るか、非常に期待されます。また、彼自身のバックグラウンドや経験から生まれた洞察が、参加者にとっての貴重な学びとなるはずです。
登壇者のプロフィール
関野氏は、15歳という若さで渡米し、その後26歳でニューヨークにてイマジナを設立しました。「社員を活かす教育」を重要視し、多くの企業に人材育成の重要性を伝えています。特に管理職の役割を重視し、教育プログラムを充実させていることが特長です。また、彼の著書は日本国内で広く読まれており、特に「管理職のチカラ」は人気シリーズとなっています。
関野氏による講演を通じて、参加者がどのように自社のブランディング戦略を見直し、実践していくかのヒントを得られることが期待されます。