文京学院大学の復興支援プロジェクト
文京学院大学では、東日本大震災の復興活動において、学生たちが主体となって展開する「ブレーメンズ」プロジェクトに取り組んでいます。この活動は、震災からの復興を願う多くの人たちを支援するために、学生たちが自身のクリエイティブな能力を生かし、商品を制作することで、その収益を支援団体に寄付するというものです。言わば、学生たちが自らの手で地域社会に貢献する大切な取り組みなのです。
プロジェクトが始まって以来、すでに557万以上もの寄付金を集め、「いわての学び希望基金」や「東日本大震災みやぎこども育英基金」など、20を超える団体へ寄付を行ってきました。このような活動を通じて、学生たちだけでなく、多くの人々とつながり、連携しながら復興へと向かうことが求められています。
応援ミニフラッグのデザイン
さて、文京学院大学は2025年3月8日に岩手県の釜石鵜住居復興スタジアムで行われる「NTTジャパンラグビーリーグワン2024-2025ディビジョン2第7節」の試合において、特別な応援ミニフラッグを先着6,000名に無料で配布します。このミニフラッグは、大学の「ブレーメンズ」プロジェクトに参加している学生たちがデザインを監修したもので、釜石ラグビーの魂を象徴することを目的としています。
フラッグには、朱色を基調にしたデザインが施されており、その鮮やかな色合いは釜石鵜住居復興スタジアムを赤一色に染め上げ、選手たちへの応援の力を高めることを意図しています。くわえて、釜石ラグビーの象徴である大漁旗をイメージした太陽、富来旗の波、さらには「ねば~だるま」というキャラクターが描かれています。この「ねば~だるま」は、逆境に負けず、立ち上がり続ける姿が復興を目指す人々と重なります。「Never give up」というメッセージも込められています。
当日のイベント概要
当日は、文京学院大学から4名の学生が現地に訪れ、無料配布する応援ミニフラッグのサポートを行います。このイベントは、地域社会とのつながりをより深め、参加者らが共に応援し合う貴重な機会となることでしょう。文京学院大学は、学生たちと共に行動しながら、復興を支援する活動をこれからも続けていく方針です。
試合の詳細
- - 日時: 2025年3月8日(土)13:00キックオフ(開場11:00)
- - 場所: 釜石鵜住居復興スタジアム
- - 詳細情報: 公式サイト
この試合は、東日本大震災の復興を祝い、未来への希望をつなぐ意味も込められています。さらに多くの方々がこの活動を通じて、地域の復興を力強く支えていくことが期待されています。