対話型検索機能
2026-06-30 13:12:54

PIXTAが試験的に公開した新しい対話型検索機能の魅力とは

PIXTAが試験的に公開した新しい対話型検索機能の魅力


ピクスタ株式会社が運営する「PIXTA」では、新たに試験的に導入された対話型検索機能「チャットで探す(β)」が話題を呼んでいます。この機能は、従来の自然文検索機能「文章で探す(β)」を発展させたもので、ユーザーがAIと対話しながら理想のビジュアル素材を検索することができる、画期的な仕組みです。この新しい検索体験が、どのようにしてユーザーのニーズに応えているのか、詳しく見ていきましょう。

1. ビジュアルニーズへの応え方


多くのユーザーは、特定のビジュアルを求めていても、具体的なイメージを言語化することが難しいと感じています。たとえば、「明るい雰囲気のビジネスシーン」や「親しみやすい家族の写真」といった抽象的なイメージは浮かんでも、実際に検索ボックスに入力する際には言葉に変えることができないことが多々あります。PIXTAは、こうしたニーズに対応するため、2024年から「文章で探す(β)」を提供し続けてきましたが、さらにユーザーに寄り添った形での検索体験を目指して「チャットで探す(β)」を開発しました。

2. 新しい検索体験「チャットで探す(β)」の機能


「チャットで探す(β)」では、ユーザーが曖昧な、あるいは具体的でない検索語を入力することで、AIがまずは候補となる結果を表示します。その際、AIが追加の質問を行い、ユーザーの意図を整理します。このやり取りを通じて、徐々にユーザーが求めるビジュアルに近づけていくのです。具体的には、以下の手順が含まれます:

  • - ユーザーの入力:ユーザーは独自の表現(たとえば「やさしい春」など)で検索をスタートします。
  • - 検索結果の提示:AIが最初の検索結果を表示し、同時に追加質問やタグを通じてさらなる絞り込みを提案します。
  • - タグ選択と修正:ユーザーは提示されたタグをクリックするか、追加でキーワードを入力することで条件を更新できます。
  • - 対話を続ける:ユーザーはAIとの会話を続けながら、より具体的な条件を設定し、目的の素材に近づいていきます。

この対話型のアプローチにより、検索のストレスが減少し、ユーザーは正確な「入力」を当て続けるのではなく、AIとともに理想のビジュアルを見つける手助けを受けられます。

3. 開発者の想いと今後の展望


開発を担当する宮前賢一氏は、「言語化の得意・不得意による差があった検索体験を、AIとの対話を通じて克服したい」と語ります。言葉にしづらいニーズに応えることで、これまで見つけてもらえなかった素材を発掘でき、新しい出会いを創出することがこの機能の目的です。

今後はユーザーのフィードバックをもとに、機能の精度や使いやすさの向上に努めていくとのことです。実験的な取り組みとしてスタートした「チャットで探す(β)」も、さらなる発展が期待されています。

4. PIXTAの特徴


PIXTAは、プロ・アマチュアを問わず、誰もが自ら制作したデジタル素材を売買しているマーケットプレイスです。写真やイラスト、音楽素材など、幅広いクリエイティブニーズに応えています。また、企業向けの撮影サービス「PIXTAオンデマンド」や、ロケーションやモデル手配を行う「PIXTAカスタム」など、様々なビジュアルニーズに対しても対応しています。特に近年はAI開発用のデータ提供に力を入れており、さらなる成長が期待される分野です。

PIXTAが提供する「チャットで探す(β)」の機能は、現代の検索ニーズにマッチした新たなチャレンジとなっています。これからの進展が非常に楽しみです。


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