ペット医療費の現状調査
ペットと暮らす中で、その健康維持にかかるコストは日常生活において重要な要素の一つです。最近、ペットの医療費についての調査結果が発表され、犬と猫それぞれに異なる負担感や、治療に対する備え方が分かりました。今回は、その内容を詳しくご紹介します。
調査概要
ペット保険を提供する株式会社ペットメディカルサポートが、全国の犬と猫の飼い主1,775名を対象に実施したこの調査は、20歳以上69歳までの幅広い層から回答を得たもので、最終的に394名の有効回答が得られました。調査の結果から、愛犬や愛猫の医療費に対する認識と実態が明らかになりました。
愛犬・愛猫の日常の医療費への負担感
調査の結果、犬の飼い主57.2%が医療費に負担を感じていることがわかりました。特に50%以上の飼い主が「やや負担」と「とても負担」の二つに当てはまると答えており、犬の飼い主にとっては医療費が身近な問題と言えるでしょう。
一方、猫の飼い主は43.9%が負担感を持っており、犬に比べると若干低いものの、無視できない数字です。
治療にかかる費用の実態
最も負担が大きかった病気・けがの治療費に関するデータも興味深いです。犬では、なんと38.7%の飼い主が「5万円以上」の治療費を経験しており、18.8%が「10万円以上」という高額な医療費を支払ったことがあると回答しています。猫も負担は大きく、33.8%が「5万円以上」かかったと答え、18.6%が「10万円以上」を経験したとのことです。このように、犬・猫ともにおおよそ2割の飼い主が、かなりの負担を強いられていることが示されています。
負担が一番重かった病気
魚介系の疾患は飼い主が最も医療費負担を感じている病気で、犬では30.9%、猫では25.4%に達しています。また、猫の場合、泌尿器系の疾患も目立つ結果となり、その16.6%の飼い主が高額な医療費を経験しています。
医療費の支払い方法
具体的に、飼い主が医療費をどのように支払っているかも興味深い結果がみられました。犬の場合、最も多い支払い方法は「貯蓄」で、64.0%がこの方法を選択しました。ペット保険から補償を受けた飼い主は31.4%でした。一方、猫では貯蓄が72.4%と高く、ペット保険利用は20.4%という結果が出ています。
現在の医療費への備え
飼い主が現在どれほど医療費に対する備えに安心を感じているかを聞いたところ、犬では45.4%が「安心」と回答しましたが、猫では37.4%に留まりました。猫の飼い主のほうが「どちらとも言えない」と感じている割合が多く、医療費への備えが不安に感じている飼い主も少なくないようです。
まとめ
ペットの健康を守るためには、病気や怪我のリスクに備えて日常からの注意が不可欠です。また、医療費の負担感は飼い主にとって切実な問題であり、ペット保険の加入は、万が一の際の強い助けとなるでしょう。株式会社ペットメディカルサポートの「PS保険」では、24時間365日対応の獣医師ダイヤルなど、契約者に向けた様々なサービスも提供しています。愛犬や愛猫を守るために、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。