日本XRセンター、新たなVRアトラクションの幕開け
株式会社日本XRセンターが、国内初の筐体型VRアトラクションの開発を本格的にスタートしました。この度、元バンダイナムコ研究所の小山順一朗氏がベースUI/UX担当兼渉外顧問として加入。これにより、同社のVRエンターテインメント事業のさらなる発展が期待されています。
コヤ所長の経験が期待される理由
コヤ所長は、数多くのヒットタイトルを手がけており、『アイドルマスター』や『機動戦士ガンダム戦場の絆』など、体感型ゲームの革新に寄与してきました。特にVR関連のプロジェクトには豊富な経験があり、屋内型テーマパーク「VR ZONE」のプロデュースも行いました。
日本XRセンターはこれまではフリーローム型VRアトラクションを中心に展開してきましたが、今回は市場の多様なニーズに応えるため、新たに筐体型VRアトラクションの開発にシフトしました。この動きは、国内外の市場での競争力を高め、利用者の拡大を目指しています。
開発の背景と目的
新たな筐体型VRアトラクションの開発にあたり、主にコストと回転率を両立させることが重要とされています。導入ハードルを下げることで、より多くの場所での導入を促進し、幅広いユーザーベースを築くことが目標です。地域のゲームセンターやホテルなど、様々な施設にフィットすることを目指しています。
さらに、アメリカやインドなど海外市場では既に筐体型VRが普及していますが、日本発で世界に通用するアトラクションはまだ誕生していません。この機会を捉えて、グローバルな展開を進め、日本のVRエンターテイメントを世界に発信することが狙いです。
コメント
コヤ所長は「日本XRセンターで新たな挑戦ができることを大変楽しみにしています。特に、東京ドームシティの『XRミッション バトルワールド2045』を体験した際に、そのクオリティの高さに感銘を受け、ここでの挑戦に心を動かされました」と語っています。
一方、代表の小林大河氏も「私たちはまだ小さなスタートアップですが、XR業界で最高の成果を生むことを目指しています」と意気込みを語りました。
今後の展望
日本XRセンターは、筐体型VRアトラクションの開発を進め、その成果を国内外の市場に展開していく考えです。これにより、XRアトラクションにおけるエンターテイメントの可能性を広げ、業界への貢献を果たすことを目指します。
新規XRアトラクション導入及び協業を検討されている企業や自治体はぜひ日本XRセンターまでお問い合わせください。新しいエンターテイメントの未来が、ここから始まります。