和食の未来を担う「板前オープンスクール特別ランチ」
銀座エリアで「個室会席 北大路」や「個室和食 東山」を展開する大東企業株式会社が主催する「板前オープンスクール」に注目が集まっています。このスクールでは、和食文化の発展と料理人の育成を目指しています。特に、2022年11月から開始されたこのプログラムは、未経験者が実店舗で実践的に学べる貴重な機会を提供しており、その一環として特別なランチメニューが3月に登場します。
特別なランチの提供
「北大路板前オープンスクール特別ランチ」は、3月3日から28日までの平日限定で『個室会席 北大路 赤坂茶寮』にて提供されます。このランチは、スクール生が協力して作り上げた料理をお客様にお届けするもので、学びの成果を直接評価してもらう貴重な場となります。前回のランチ営業から約6か月が経過し、スクール生は成長を遂げており、新たな料理のアイデアも加わっています。
ランチは、一例として【九升御膳】に含まれる菜の花のお浸し、竹の子旨煮、海老真丈、銀鱈の西京焼き、和牛のすき焼き、出汁巻き玉子、自家製胡麻豆腐、鮑茶碗蒸し、茄子煮びたしなど、多彩な料理が楽しめます。また、お造りとして新鮮な鮪と鯛、竹の子御飯、デザートには最中アイスとガトーショコラも登場します。
スクールの特長
「板前オープンスクール」は、料理人不足が叫ばれる和食業界において次世代の板前を育てることを目的としたプログラムです。受講料は不要で、実店舗での研修を通じて収入を得ながらスキルを磨くことができます。特に和食業態においては、各店舗の料理長と連携し、短期間で基礎技術を修得できるカリキュラムを整備。また、3か月間で身につけることができる三枚おろしや桂むきの技術を通じて、料理人としての将来の選択肢を広げることができます。
今後の展望
さらに、4月からは3年間にわたる「板前3年キャリアプラン」がスタートします。このプランには、基礎技術の習得だけでなく、ふぐ調理師免許の取得や海外での修業の機会も含まれています。これにより、和食業界でのキャリアを拡げることが可能です。
大東企業は、1927年に創業し、98年目を迎えた歴史ある会社です。国内29店舗、海外1店舗を展開しており、今後も日本の食文化を国内外に発信していく予定です。この「板前オープンスクール」を通じて、若い世代の料理人を育成し、和食文化の魅力を未来に繋いでいくことを目指しています。
まとめ
東京・赤坂で楽しめる「板前オープンスクール特別ランチ」は、食文化の継承だけでなく、料理人の育成にも貢献しています。春にぴったりの特別なランチを味わいながら、和食の深い魅力に触れてみてはいかがでしょうか。詳細や予約は
こちらから確認できます。