四季の布あそび
2025-12-17 10:30:29

日本の伝統手芸を現代に生かす『四季の布あそび』の魅力とは?

伝統が息づく可愛いちりめん小物の世界



日本の伝統手芸『ちりめん細工』を現代に甦らせる新書、『四季の布あそびかわいいちりめん小物』が2025年12月19日に発売されます。この書籍は、著者である高橋よう子さんが作り出す、魔除けや招福を込めた手作り小物の魅力を詰め込んだ一冊です。

和の手仕事を大切に


高橋よう子さんは、岩手県一関市にて九代続く呉服屋に育ち、幼少期から和の文化に親しんできました。彼女はその経験を活かし、1984年からはちりめん細工に特化したオリジナル作品を発表しています。これまでに、全国の百貨店やギャラリーでの個展開催も多く、その名は多くの人々に知られています。

本書の特徴


『四季の布あそびかわいいちりめん小物』では、著者が厳選した人気作品と新作を収めています。特に魅力的なのは、作り方を説明する動画が二次元コード付きで掲載されている点。これにより、読者はサポートを受けながら自身でも小物を手作りできるのです。

縁起のいい小物たち


本書の一章では、「くくり猿」や「這子人形」といった、縁起の良い小物たちが紹介されています。これらは、お守りとしてだけでなく、贈り物としても喜ばれるアイテムです。特に「くくり猿」は、その形が可愛らしく、魔除けの願いを込めたアイテムとして人気があります。

四季を感じるちりめん細工


次の章では、四季折々の素材を用いた作品が多数登場します。「いちご」「柿」「栗」「唐辛子」といった季節の実りを使った針山や根付け、ブローチは、目を楽しませてくれるだけでなく、生活に彩りを与えてくれます。これらの作品作りには、身近な材料が用いられており、手作りの良さを感じられます。

本書では、「柿」や「栗」の針山作りのページも設けており、読者はその工程を簡単に学ぶことが出来るのです。

十二支のお守り袋


さらに、第3章では、手作りのある和の暮らしを提案します。「十二支のお守り袋」は、厄除けとしても知られるアイテムで、各干支のデザインが施されています。昔は子供の着物に付けられた飾り縫いですが、現代ではTシャツなど様々な場所に使われています。

動画とともに楽しむちりめん細工


高橋よう子さんは、YouTubeでも「和の手作り」を発信しています。「くくり猿」の作り方を動画で解説しており、その動画は書籍の中で二次元コードから簡単にアクセスできるようになっています。これにより、初心者でも手軽にちりめん細工を楽しめるのです。

おわりに


『四季の布あそびかわいいちりめん小物』は、ただの手芸本ではなく、伝統的な手仕事の素晴らしさや、それを現代に生かす感動を伝えるための一冊です。手作りの温かみや、日本文化の深さを知る機会を提供してくれることでしょう。今後、身近に手作り文化を感じながら、贈り物や自分自身の楽しみとして、この素敵な作品たちを作ってみてはいかがでしょうか。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

関連リンク

サードペディア百科事典: ちりめん小物 高橋よう子 和の手芸

トピックス(ガールズ)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。