フォトグラファーAKANEの新しい挑戦
AKANEが手掛ける新たな写真展『Supersupercalifragilisticexpialidodocious』が、2026年2月13日から2月21日の間、東京都目黒区のMIDORI荘中目黒ギャラリーにて開催されます。このユニークなタイトルは、心の動きを言葉にしきれない感覚を表現しています。展示の主旨は、私たちの感情や思考を考察することにあります。
この展示では、日常生活に存在するものが、どのようにして私たちの心に影響を与えるのかを探求します。広告写真という特異な視点から、AKANEはそのアプローチを進化させ、視覚的な体験を深めています。作品は見るだけではなく、感じる楽しさをもたらします。
展示内容のハイライト
本展は全7シリーズから構成され、特に注目したいのが以下の二つの作品です。
1) toooooo much!
この作品は、まるで宇宙に届くほどの巨大なハンバーガーを描写し、広告の持つ“過剰”というテーマに光を当てています。色や形、艶や質感が意図的に現実から逸脱し、その非現実性が観る者を異空間へと誘います。「That’s bogus! やりすぎだって!!」というメッセージは、快楽と違和感の境界を問い直すものです。大げさなシズル表現によって、観客は目の前の現実を再考させられます。
2) sweet mineral
こちらは、裂けたざくろから宝石のようなキャンディが溢れ出す情景が描かれ、自然と人工の甘さの対比が織りなすバランスを表現しています。私たちの日常では、健康的な甘さと手軽に楽しめる人工甘さが共存していますが、その選択の難しさがこの作品を通して浮かび上がります。果実の自然さとキャンディの人工さ、どちらも魅力的な存在であり、展示に足を運ぶ観衆に思考を促します。
これ以外にも様々な作品が展示され、どれもが視覚的かつ感覚的な刺激を提供します。本展では、「理解」が終着点ではなく、むしろ「心」を前面に出し、作品を見つめ直すことが重要です。観客はその余白に身を任せ、見えないものを再発見する楽しみを味わえます。
フォトグラファーAKANEのプロフィール
AKANEは長野県出身で、転勤族として香港と中国で多くの時間を過ごしてきました。大学ではアメリカのColumbus College of Art & Designを卒業後、アマナに参加。サードカルチャーキッドとしての経験を生かし、文化や歴史をミックスした独自のビジュアルを創造しています。常識に捉われない視点から生まれるその作品には、いつもワクワク感が詰まっています。
展示の詳細情報
- - 展覧会名: Supersupercalifragilisticexpialidodocious
- - 会期: 2026年2月13日(金)~2月21日(土)
- - 時間: 12:00–19:00
- - 会場: MIDORI荘中目黒ギャラリー、東京都目黒区青葉台3-3-11 2/3F
- - アクセス: 神泉駅から徒歩8分、渋谷駅と中目黒駅から徒歩10分、池尻大橋駅と代官山駅から徒歩12分
AKANEの作品が織りなす新たな視覚体験を、ぜひ見に行ってください。心の奥深くに響く、感覚的な旅が待っています。