富山の災害支援
2026-08-07 17:35:43

富山県とジオ・マークが連携した災害時の支援システム実証事業始動

富山県とジオ・マークが連携した災害時の支援システム実証事業始動



ジオ・マーク株式会社が富山県の「Digi-PoC TOYAMA」実証事業に採択され、地域の課題解決に向けた取り組みが始まりました。このプロジェクトのテーマは、「平時の見守りから災害時の避難支援までつながる情報共有・更新・活用」です。この実証実験は、応募の中から厳選された4つのプロジェクトの一つで、今年度に実施されます。

この取り組みを通じて、ジオ・マークは災害時に特に支援を必要とする方々の「個別避難計画」を安全に共有・更新できるデジタル基盤を構築します。これにより、平時の見守りや、災害時の避難支援がシームレスに機能する仕組みを検証していきます。さらに、得られたノウハウをもとに、全国の自治体に共通する課題の解決を図り、2029年までに約50の自治体へこのシステムを導入することを目指します。

避難計画作成率向上の課題



2019年に災害対策基本法が改正され、市町村は避難行動要支援者ごとの「個別避難計画」を作成することが努力義務として求められています。この改正により、約97%の市町村が計画作成に取り組んでいるものの、実際に計画を完成させた市町村は全体の半数以上が作成率2割以下という現実に直面しています。この要因として、主に紙を使った計画の作成や更新の負担が挙げられます。事務的負担が大きく、計画の作成は容易でも、その後の更新が追いつかないという課題があるのです。

実証実験の詳細



この実証実験は、平時の見守り情報を災害時に活用するための新しい試みです。具体的には、ジオ・マーク株式会社がデジタル基盤上で個別避難計画を管理し、関係者が権限に応じて情報を安全に共有・更新できる仕組みを構築します。情報はデジタルマップ上で視覚化されるため、平時に取得した情報がそのまま災害時に役立てられ、計画作成の手続きだけでなく、その運用も実現可能となります。

全国標準ソリューションの構築



今後、ジオ・マークは絵地図とデジタルマップを融合させた「GEOMARK SERVICE PLATFORM」を基に、自治体の運用に合わせた台帳・業務フローの設定をノーコードでサポートします。また、現場での使用が簡単なデジタルマップUI/UXを提供し、支援者の配置や避難経路を視覚的に把握できるようにします。これにより、紙による管理の煩雑さを解消し、実効性のあるデジタル化を推進します。

未来の展望



ジオ・マークは、2029年までに年間売上5,000万円規模を目指し、全国の約50の自治体への導入を計画しています。このような取り組みは、防災DXの全国標準として位置づけられ、多くの自治体にとって有事の際の避難支援をより効果的にすることが期待されます。

会社概要



ジオ・マーク株式会社は、東京都文京区に本社を持ち、地域課題解決のための地図を活用したサービスを提供しています。大規模なプロジェクトを通じて、地域社会に貢献し、未来の防災体制の整備に向けた取り組みを続けています。

公式サイトはこちら: ジオ・マーク株式会社


画像1

画像2

関連リンク

サードペディア百科事典: 防災DX ジオ・マーク Digni-PoC TOYAMA

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。