研究基盤EXPO2025
2025-03-09 23:01:21

岡山大学が主催する「研究基盤EXPO2025」が持つ未来の人財育成の展望と課題

岡山大学が主催する「研究基盤EXPO2025」とは



2025年1月23、24日に、岡山大学の津島キャンパスで「研究基盤EXPO2025」が開催されました。このイベントは、前回の「研究基盤EXPO2024」に続くもので、対面とオンラインを融合させたハイブリッド形式で行われ、初日は490名以上が参加しました。

イベントの目的



本EXPOの主なテーマは「研究基盤エコシステム~先端研究設備・機器の整備、人財、利活用、開発の好循環とは~」です。これは、産官学連携による新しい人財育成のサイクルを確立し、研究基盤の充実を目指すものです。発起人である那須保友学長はこのイベントを通じて、参加者間の情報交流が更なる技術革新を促進すると述べました。

オープニングセッション



オープニングでは、一般社団法人研究基盤協議会の江端新吾会長、文部科学省の井上諭一局長が挨拶しました。その中で、研究基盤に関する重要なプロジェクトや活動報告が行われました。特に、「研究基盤EXPOウィーク」のプログラムについても詳細が紹介されました。

パネルディスカッションと活動報告



日程の中では、第一部として「第4回研究基盤協議会シンポジウム」が実施され、最新の研究トレンドや技術進展に関する講演が行われました。また、午後のポスターセッションでは、企業や大学の方々による取り組みや課題が共有され、参加者同士の意見交換が活発に行われました。

産官学連携の重要性



第二部では「技術と人財の交差点」がテーマとなり、産官学の連携による技術人財育成が取り上げられました。田村義彦総合技術部長が講演し、具体的な事例や成功事例を元に、今後の展望について語りました。このセッションでは意見交換が非常に活発で、各分野の専門家たちから多くの示唆に富む意見が出されました。

新しい取り組みと今後の展望



1月24日に開催された共創の場シンポジウムでは、特に若手のネットワークの重要性が強調されました。これにより新たな視点からの意見が加わり、今後の人財育成に向けた方針が具体化されていくことが期待されます。また、技術職員の特徴を活かした多様な育成プログラムも提案されました。

まとめ



岡山大学の総合技術部は今後も、地域に根差した研究環境の整備と、持続可能な発展に寄与する人財育成の理念を持ち続けていくでしょう。技術職員のスキルアップと活動場所の拡大を図りながら、おそらく既存の枠を超えて新たな価値を生み出すネットワークを築いていくことを目指しています。このEXPOを通じて集まった知見が、地域における中核的な研究大学としての岡山大学の進展を助けることとなるでしょう。今後も、地域社会に対して重要な役割を果たす岡山大学の活動に注目していきたいところです。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

画像10

画像11

画像12

画像13

画像14

関連リンク

サードペディア百科事典: 岡山大学 研究基盤EXPO 人財育成

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。