駿河屋が世界市場へ進出
日本の大手通販サイト「駿河屋」が、ついに世界最大級のECプラットフォーム「eBay」に初出店を果たします。この新たな挑戦は、BeeCruiseによる出店支援を受けて実現しました。これにより、アニメやホビーグッズ、ゲーム、フィギュアといった人気商品が海外のお客様に手軽に届くようになります。
駿河屋の成り立ち
静岡県に本社を構える株式会社エーツーが運営する「駿河屋」は、1998年にインターネット通販事業を開始しました。国内向けの通販サイト「駿河屋.JP」と2019年から当社の海外サイト「駿河屋.com」を展開し続け、2024年には台湾へも進出するなど、海外市場への挑戦を続けてきました。今回のeBay出店は、その一環として位置付けられています。
BeeCruiseの役割
BeeCruise株式会社は、越境ECに特化したサービスを提供しているBEENOSグループの一社で、今回のeBay出店を支える役割を担っています。駿河屋の商品のデータをeBayストアと自動的に連携させ、海外のお客様からのお問い合わせ対応や配送を行うことで、手間を大幅に削減します。
eBayでの需要
eBayは190の国と地域に展開し、世界中で1.32億人以上のユーザーを抱えています。特に北米では73%、ヨーロッパでは16%が利用しており、日本の商品、特にアニメやホビー関連商品の需要が高まっています。2024年第3四半期の取引データでは「アニメアート&キャラクターグッズ」が取引額の3位にランクインしており、駿河屋で取り扱う商品のポテンシャルを示しています。
今後の展望
エーツー代表の杉山氏は、「駿河屋がeBayに登場し、日本のエンターテインメント商品を世界中の皆さんに届けることができる機会を得ました。今後はさらなる商品の出品や国際展開を進めていきます」とコメントしています。また、BeeCruiseは越境ECの黎明期から事業を展開しており、多くのネットショップを支援してきました。コストを抑えつつ低リスクで海外進出を果たすための体制を今後も整えていく意向です。
駿河屋.JPの概要
「駿河屋.JP」は月間2756万人の訪問者を誇り、アニメやホビー系商品に強みを持っている通販サイトです。ゲーム、書籍、音楽、映画、同人など様々なジャンルの商品を広範に取り扱っており、全国137店舗の実店舗も展開しています。更なる成長が期待される中で、今後のマーケットプレイス機能を通じてより多くの事業者のサポートに乗り出す計画も持っています。
最後に
駿河屋の初のeBay出店を機に、日本のホビー商品やエンターテインメント商品が海外市場でどのように受け入れられるか、今後の展開に注目が集まります。BeeCruiseのサポートにより、駿河屋は国外のお客様との新たな接点を築き、より多くの人に日本文化を届けることができるでしょう。ぜひ、駿河屋の新しいチャレンジに目を見開いてみてください。