執行恒宏が新コンサートマスターに就任
2025年4月1日、株式会社アーツイノベーター・ジャパンは、自社楽団であるグランドフィルハーモニック東京に執行恒宏が新たにコンサートマスターとして加わることを発表しました。彼はこれまで数多くの共演的な機会を通じて、当楽団との密な関係を築き上げてきました。これを受けて、オーケストラの体制強化と新たな風を吹き込むためのステップとして期待されています。
新たな育成プログラムで未来の演奏家を支援
執行恒宏の就任に伴い、グランドフィルハーモニック東京では『シーズンメンバーオーディション(ヴァイオリン奏者)』を実施します。このオーディションで選出された若干名のメンバーは、年間を通じてオーケストラに所属し、最新の音楽舞台での経験を積むことができます。
審査プロセスは、書類審査、動画審査、実演審査の3段階に渡り、執行自身を含む弊社音楽班によって行われます。このプログラムは、次世代の音楽家を支えるための強力な育成システムと位置付けられています。
関西への新たな拠点『グランドフィルハーモニック京都』
また、グランドフィルハーモニック東京に加え、2025年4月より京都を拠点とした『グランドフィルハーモニック京都』が発足します。これにより、関西地域でもオーケストラ公演が充実し、さらに東京と京都の二拠点体制で、日本各地に音楽を届ける計画です。この新しい関西拠点により、音楽シーンの多様なニーズにも応えていく所存です。
執行恒宏氏の音楽経歴
執行恒宏氏は東京藝術大学付属高校を卒業後、同大学に進学し、演奏活動を開始。その後、山形交響楽団において第2ヴァイオリン首席奏者を経てコンサートマスターとして2006年まで活躍しました。最近では、パシフィックフィルハーモニア東京のコンサートマスターとしても名を馳せており、YAMATO String Quartetのメンバーや尚美ミュージックカレッジの非常勤講師を務めています。
音楽の魅力を共に探求する
執行氏はこのポジションに就任するにあたり、過去の経験を活かしつつ、新しい音楽の可能性を探ることへの挑戦を誓っています。彼はジャンルを問わず多彩な音楽活動を行い、音楽の価値を再認識させられる機会を持ったことを強調しています。グランドフィルハーモニック東京が音楽の魅力や喜びを広める一端を担うことを願っています。
今後の公演や新プロジェクトへの期待が高まる中、グランドフィルハーモニック東京とグランドフィルハーモニック京都の動向に目が離せません。アーツイノベーター・ジャパンの公式ウェブサイトでは、最新情報やオーディションの詳細が発表されていますので、ぜひご確認ください。