坪倉康晴が初の写真集「夢幻」を発表
2025年7月14日、坪倉康晴が待望の初写真集「夢幻」を発売し、そのリリースに伴うイベントが東京で行われました。この写真集は、坪倉の演技人生を反映した内容となっており、彼の新たな一面を引き出しています。
舞台での経験を生かした新たな試み
多くの人気2.5次元作品に出演してきた坪倉は、今回の写真集に「芝居」をテーマにした一つの物語形式で挑戦しました。彼は、「写真集の中で演じる」という新しいスタイルを積極的に取り入れ、視覚的にも楽しい作品に仕上げました。
発表当初の心境について、坪倉は「もちろん嬉しかったです。役者をやってきて良かったと思えました」と語り、その喜びは何よりも特別なものであると強調しました。舞台では感じることのできない達成感が、彼の言葉から伝わってきます。
自己評価は100点の満足感
坪倉はこの写真集に対して自己採点を問われ、「100点です!」と即答しました。「物語に沿った構成のおかげで、舞台では見せられない表情を表現できた」とし、役者としての様々な側面が詰まった一冊になったことに自信を見せています。また、写真集内での表現には、過去の自分自身を考えさせるものが多く、「ページをめくるたびに、これまでの感じたことが甦ると思います」とも述べました。
撮影地は故郷の鳥取と東京
この写真集は、坪倉の故郷である鳥取と、彼が演劇と出会った東京で撮影されました。「天気予報が悪くても、いざ撮影の瞬間になると晴れたりと、奇跡のような出来事がたくさんあった」と振り返り、自然の表情にも助けられた撮影となったようです。特に鳥取砂丘でのカットには、彼の役者人生を象徴するような力強い目を向けた姿が印象的で、「覚悟を決めた目」という表現が彼の決意を示しています。
家族の祝福と今後の目標
写真集を家族に見せた坪倉は、その反応が少なかったことを笑いながら振り返りましたが、家族が一番喜んでくれたことに感謝の気持ちを表しました。彼の役者としての道のりに理解を深めてもらえたことも、これからの励みになるはずです。
さらに、10月には新たな舞台「祈蛸異聞」にも主演する予定で、「主演として目立つのではなく、周囲を立たせて全体の作品を作り上げていく」と意気込んでいます。
結びの言葉とファンへの感謝
今回のセッションでは、坪倉の思いや次のステップへの決意が強く感じられました。「役者として、一歩一歩の成長を続ける」と語る彼は、ファンに向けての感謝の気持ちも忘れません。「皆さんの応援があってこその役者人生。これからも応援よろしくお願いします」と、熱い言葉を残しました。
このように、坪倉康晴の写真集は、ただのビジュアル作品にとどまらず、彼自身の人生や思いも反映された一冊です。是非、手に取ってその魅力を感じてみてはいかがでしょうか。