竹尾が贈る「きみとかみ機能のある紙の話」展
東京都千代田区に本社を構える株式会社竹尾が、9月1日から「きみとかみ機能のある紙の話」展を見本帖本店で開催しています。この展示会では、私たちの日常生活に欠かせない「機能紙」についての新たな視点が提案されています。機能紙とは、通常の紙にはない特定の機能を備えた紙のことです。その存在を知ることで、私たちの生活がどれほど豊かになっているか、再認識できます。
機能紙の魅力
機能紙は、その名前が示す通り、特定の機能を持つ紙であり、環境に応じた様々な用途で広く利用されています。たとえば、果実の保護に用いられる撥水性の紙、蛍光灯の電気を遮断するための絶縁性紙、さらには肉まんの下に敷かれる剥離性や耐熱性の紙など、実は私たちの生活には機能紙が隠れています。
この展示では、「ぼく」と「きみ」、そして「かみ」の関係性を通じて、機能紙が日常にどう関与しているかを探ることができます。まるで小説を読むような感覚で、各作品は紙小説として料理され、訪れる人々に新しい見方を提供します。
展示の内容と特典
本展では、機能紙のさまざまな特性を写真で表現し、それにまつわる物語を想像力豊かに描いています。普段は気づかない機能紙の魅力を、アートとして楽しむことができる貴重な機会です。また、入場は無料なので、気軽に訪れてみることができます。
さらに、展示会は若手デザイナーのアートディレクションにより、一つ一つの作品に独自の視点が加わっていて、視覚的にも楽しませてくれます。展示を監修したのは、アートディレクションを手掛ける佐々木拓さんと、デザイン&写真を担当した有本怜生さんです。彼らの作品からは、機能紙の新たな可能性が伝わってきます。
開催概要
「きみとかみ機能のある紙の話」展は、2025年9月1日(月)から10月17日(金)まで、竹尾見本帖本店にて開催されます。営業時間は11:00から18:00までで、土日祝日は休業です。訪れる際には、竹尾の公式ウェブサイトで最新情報を確認することをお勧めします。
アクセス情報
竹尾見本帖本店は、東京都千代田区神田錦町に位置しています。近くには多くの文化的なスポットが点在しているため、展示会の後は周辺の散策を楽しむのも良いでしょう。
機能紙に隠された魅力や用途を知ることができる「きみとかみ機能のある紙の話」展。ぜひこの機会に足を運び、新たな知識を得て、日常生活を見つめ直してみてはいかがでしょうか。