新たな風を感じる布ぞうり専門店「MERI」の魅力
2023年3月26日、両国の職人技が光る布ぞうり専門店「MERI」がリニューアルオープンを迎えました。新しい店舗は、江戸東京博物館とすみだ北斎美術館の中間地点に位置し、江戸の文化と墨田区の職人の伝統が交わる最適な場所に誕生しました。新しい店舗デザインは、グレーを基調にし、さまざまな種類のMERIの布ぞうりが展示されている、落ち着いた雰囲気の空間が広がっています。
「MERI」の布ぞうりは、職人の手によって一足一足丁寧に編まれています。その製造工程は、デザインの選定から始まり、紐を編む作業、鼻緒や草履の形を整える作業まで、すべてが多くの熟練した手を経て完成します。特に、職人が独自の編み機を使って紡ぎ出す布ぞうり専用の紐は、強さと柔らかさを兼ね備え、その履き心地は格別です。
この地域は、もともとニット工業が盛んな場所でしたが、担い手が少なくなっています。そうした中で「MERI」の母体となるニット工場は、1948年から続く伝統を守りながら、今もなお古い編み機を使って布ぞうり専用の紐を生み出しています。商業活動だけでなく、この地の文化を継承するという使命感が、職人たちの手に宿っています。
布ぞうりが作られる過程では、一つ一つが全く異なる魅力を持っています。型紙を使わず、職人の感覚だけで形成されるため、同じデザインであっても二つと同じものが存在しないのです。特に80歳を超える職人が今もその技術を伝え、数千足もの布ぞうりが世に送り出されています。彼らの手から生まれる一足一足は、長い時間と多くの手の温もりが宿っています。
新店舗では、インバウンドのお客様を対象とした布ぞうり作りのワークショップも開催しています。台湾や香港、さらには海外からの観光客が参加し、日本の伝統技術を体験する貴重な機会を提供しています。旅行の際の思い出作りにもなるこのワークショップは、訪れたお客様にとって特別な体験となることでしょう。
布ぞうり「MERI」は、東京都墨田区亀沢1-11-8の大岡ビル1階にあります。月曜日と火曜日は定休日ですが、祝日の際は営業しています。ぜひ、新しいお店で、職人たちの温もりを感じる布ぞうりをお試しください。北斎通りで皆様のお越しをお待ちしております。
公式オンラインストアもありますので、遠方のお客様もぜひチェックしてみてください。
「MERI」とともに、あなただけの特別な一足を見つけてください。日本の伝統を感じる布ぞうりの魅力を、ぜひ体験してみてください。