2025年の恋愛事情を探る!マッチングアプリ利用の実態とは?
近年、マッチングアプリが社会に広く浸透しています。2025年の恋愛や婚活の実態を調べた結果、株式会社Omiaiと株式会社Parasolが共同で行った調査が発表されました。そこで明らかになったのは、マッチングアプリの利用が今や一般的な出会いの手段となっているということです。
マッチングアプリの利用状況
2024年に発表された調査によると、なんと4人に1人がマッチングアプリを通じて結婚しているとの結果が示されています。今回の調査でも、およそ半数の回答者(46.4%)が、自分や周囲の人々がマッチングアプリを利用していると答えました。「堂々とマッチングアプリの話ができるようになった」という意見が多く、以前のような偏見は徐々に解消されつつあるようです。
複数アプリの利用がスタンダードに
さらに注目すべきは、マッチングアプリを利用している方の約半分が、複数のアプリを並行して利用しているという結果です。多くの人が自分に合った出会いを求めるため、複数の選択肢を持つことが一般的になってきたようです。
公的マッチングサービスの認知度
一方で、公的なマッチングサービスについての認知度はまだまだ低いことも分かりました。調査によると、自治体が運営するこのサービスを実際に利用している人は13.4%という結果です。利用者の中には「自治体が運営しているので安心」とする声もある一方、「利用者が少なくマッチングしにくい」といった意見も見受けられました。
結婚相談所の利用状況
結婚相談所についても調査が行われ、現状の利用者はわずか3.6%でした。公的マッチングサービス同様、結婚相談所も利用者が少ないという結果が出ています。ここからも、若者の恋愛や結婚に対する考え方の変化が伺えます。
恋愛婚活ラボからのメッセージ
今回の調査を行った恋愛婚活ラボの所長である伊藤早紀氏は、「マッチングアプリが多くの人に利用され、出会いのインフラとして確立されている一方で、まだ利用の仕方が分からない人も多い」と述べています。マッチングアプリはただのプラットフォームではなく、出会いの場であるため、賢く利用するためのリテラシーが重要です。今後は、どのアプリが自分に合っているのかを理解し利用することが、出会いの質を向上させる鍵となりそうです。
アンケート概要
- - 調査名称:2025年恋愛・婚活実態調査
- - 調査期間:2025年1月7日~1月15日
- - 調査対象:マッチングアプリ「Omiai」ユーザー
- - 調査数:467名
- - 調査方法:Webアンケート
今後も、マッチングアプリの進化や新たなサービスが期待される中で、恋愛や婚活の選択肢が増えていくことが予想されます。利用者がより幸せな出会いを実現できるよう、各サービスのさらなる改善と普及が求められています。