飯田市における脱炭素化支援事業の新たな展開
長野県飯田市は、2030年までにCO₂排出量を実質ゼロにする目指す「2050年いいだゼロカーボンシティ宣言」を掲げ、さらなる脱炭素化を推進しています。この取り組みの一環として、e-dash株式会社(本社:東京)が、二酸化炭素(CO₂)排出量の可視化および中小企業のSBT(Science Based Targets)認定取得を支援することになりました。
支援事業の概要
飯田市から受託したこれらの事業は、昨年度の成果を受け継ぎ、20社ほどの市内中小企業を対象に、いかに効果的にCO₂排出量を可視化し、削減につなげるかに焦点を当てています。また、企業がサプライチェーンで競争力を維持するための支援も行うことで、持続可能な経営をサポートします。
取り組みの背景
飯田市は2022年に環境省の「脱炭素先行地域」に選定され、再生可能エネルギーの活用を進めています。市内の企業が脱炭素経営にシフトすることは、地域全体のCO₂排出量を削減する上で欠かせない課題となっています。実際、2023年度のデータによると、市のCO₂排出量の約40%は企業活動に起因しており、ここでの改善が求められています。
各支援事業の詳細
1. CO₂排出量可視化等支援事業
企業は、e-dashのプラットフォームを利用して、電気やガスの請求書をアップロードすることで、簡単に自社のCO₂排出量を可視化できます。これにより、企業ごとに具体的な排出削減計画を立て、オンラインまたは対面での相談により、包括的な支援を受けられることになります。
2. 中小企業版SBT認定取得支援事業
企業が中小企業版SBT認定を取得するための手続きもe-dashが支援します。サプライチェーンにおける競争力強化を図るために、専門的なノウハウを活かして、認定取得までの道筋をわかりやすくサポートします。
参加申し込み方法
これらの支援を受けたい企業は、飯田市の指定フォームから申し込みを行います。申込が確認された後、オンライン面談で事業の詳細が説明されます。申込受付は2026年6月10日から開始されるので、関心のある企業は早めに準備をしましょう。
飯田市の取り組みと展望
飯田市は、環境文化都市として、環境を優先するライフスタイルの定着を目指しており、30周年の節目を迎える今年もその精神を貫いています。市内企業の脱炭素化を進めるために、e-dashの支援を最大限に活用し、地域全体の持続可能な発展に寄与していく所存です。
この取り組みは、地域経済を支える企業が環境に配慮した経営を行う好機となるだけでなく、次世代の企業としての地位を確立するための重要なステップです。企業の皆さんもこの機会を逃さず、ゼロカーボンシティの実現に向けた脱炭素化に挑戦しましょう。