ブライセンが支援するDream Trainの子どもたちの企業見学体験

2025年5月21日（水）、特定非営利活動法人ジャパンハートが運営するミャンマーの養育施設「Dream Train」の子どもたちが、株式会社ブライセンでの会社見学を行いました。この交流の場では、子どもたちが実際の企業で何を学び、どのように働くのかを体験する貴重な機会となりました。

ブライセンとジャパンハートのつながり

ブライセンは国境を越えた医療活動を展開するジャパンハートに長年協力し、特にミャンマーの「Dream Train」への支援を積極的に行っています。これまでにもパソコンやタブレットの寄贈に加え、現地でのBBQパーティーやIT講座を通じて子どもたちとの交流を深めてきました。これらの活動から、数名の子どもたちが企業留学生としてブライセンでの職業体験を経て、ミャンマーでの実業に貢献する機会を得ています。

このような取り組みの中で、卒業生たちがブライセンのミャンマーオフィスで活躍している姿は、支援の成果を物語っています。

企業見学の内容

見学当日、子どもたちはブライセンのオフィス内を見学し、実際に働いている社員の働きぶりを間近で観察しました。特に、ミャンマー国籍の社員による仕事の説明は、彼らがどのようにキャリアを築いているのかを理解する上で重要な役割を果たしました。社員は日本で働くことの醍醐味や、その一方で直面する課題についても率直に語り、子どもたちに働くイメージを育む手助けをしました。

見学後には座談会も行われ、子どもたちと社員の直接的な交流が実現しました。この場での質疑応答や、実体験を基にした話を通じて、子どもたちは自身の夢や将来へのヒントを得られたことでしょう。特に、日常生活や文化の違いについての話は、彼らの視野を広げる大きな刺激となったに違いありません。

未来への支援

ブライセンは今後も「Dream Train」への支援を続け、子どもたちの未来を切り拓く手助けを行っていきます。このような取り組みは、単なる支援の枠を超え、子どもたちの夢や希望を形にすることを目指しています。また、国境を越えた地域の産業発展にも寄与し、持続可能な成長を促進するための活動を推進していくことを宣言しています。

ジャパンハートの活動概要

特定非営利活動法人ジャパンハートは、2004年に設立された日本の国際医療NGOであり、医療が届かない地域に医療を届けることを理念としています。ミャンマーやカンボジア、ラオスでは年間約4万件の無償診療・手術を実施し、医療だけでなく、地域の人々の生活向上を目指した支援も行っています。日本国内でも医療者の派遣など多岐にわたる活動を展開しており、その影響は広がっています。

このように、ブライセンとジャパンハートのコラボレーションは、子どもたちに明るい未来をもたらす大きな影響を与えているのです。