代替卵研究始動
2026-04-01 13:48:13

東京電機大学とUMAMI UNITEDが手掛ける植物性代替卵の研究が始動

新たな食品の未来を創造する産学連携



東京電機大学の半田研究室は、UMAMI UNITED JAPAN株式会社との共同研究を開始し、植物性原料を用いた卵機能の再現を目指しています。この研究は、食品加工において極めて重要な役割を果たす卵の多様な機能を科学的に解明し、持続可能な次世代食品素材の開発に寄与することを目的としています。

産学連携の背景


卵はその豊かな起泡性、ゲル化、乳化能力により、パンや菓子、加工食品全般において欠かせない存在です。しかし、近年、鳥インフルエンザの流行や飼料価格の高騰によって卵の供給が不安定化し、価格も上昇傾向にあります。そのため、植物由来の代替卵を開発する必要性が高まりつつあります。これまでの研究では、卵が持つ複雑な機能を再現することが難しく、多くの技術的課題が残されています。

共同研究の具体的な内容


この共同研究では、以下の二つの主要テーマに取り組む予定です:
1. 植物性由来の卵代替食品の製造プロセスの開発
2. 植物性タンパク質を基盤とした卵代替食品素材の機能特性と、その食品添加時の品質特性への影響に関する研究

半田教授が長年にわたり行ってきた鶏卵タンパク質に関する研究知見を活かしつつ、UMAMI UNITED JAPANの植物性機能素材開発ノウハウと組み合わせることで、卵の機能をより高次に再現する新技術を開発することを目指しています。

各研究者の思い


東京電機大学の半田教授は、「鶏卵が持つ多様な機能はその主成分である鶏卵タンパク質によるもので、これを正確に模倣していきたい。多くの人々に喜ばれる植物性タンパク質製品の製造技術や用途を開発していく方針です」と語ります。

一方、UMAMI UNITED JAPANのCEO、山﨑寛斗氏は「卵の機能を植物由来で再現する技術はまだ十分に確立されていないが、本研究を通じて卵の機能を科学的に解明し、フードテクノロジーの新しい選択肢を提供したい」と願っていると述べています。

研究の未来展望


本プロジェクトを通じて、植物性卵の研究はさらに進化する見込みです。卵タンパク質の特性や食品応用に関する知識が深まることで、持続可能な食品の選択肢が拡がることが期待されています。これにより、次世代の食品科学分野で活躍する若手研究者の育成にも貢献することができるでしょう。また、日本発のフードテクノロジーとして、世界の食品産業に新たな選択肢を提供することを目指します。

終わりに


東京電機大学は、創立以来116年以上に渡って技術を通じて人や社会に貢献できる人材の育成に取り組んできました。UMAMI UNITED JAPANは「ONE TABLEで未来を創る」をテーマに、未来の食を支えるフードテック企業としての役割を担います。今後の研究進展に期待が集まります。


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