大西亜玖璃3rdライブ
2025-10-10 18:46:27

大西亜玖璃が魅せた3rdライブの全貌 ~失恋からロックまで~

大西亜玖璃 3rd LIVE レポート



2023年9月27日と28日に横浜ランドマークホールで行われた大西亜玖璃の3rd LIVE。彼女は『ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会』での上原歩夢役だけでなく、2021年にアーティストとしてもデビューを果たした。今回は、彼女のコンセプトミニアルバム『Rock&Roll Lady Girl』と『失恋モノクローム』のリリースを記念したライブが行われ、多彩な楽曲が披露された。

1日目「失恋モノクローム」



9月27日の昼公演は「失恋モノクローム」と題された、まさに失恋をテーマにしたライブ。開始と同時に流れる朗読から物語は幕を開け、ファンは主人公の恋の相談に耳を傾ける。それを引き受けるのが大西亜玖璃で、先行配信曲「世界の全てがさよなら」を歌い上げる。彼女のピュアな歌声は、切なさをより際立たせ、観客を一瞬にして引き込む。

続いて新曲「いつもどおりに」など、隠れた名曲と以前の楽曲を組み合わせたセットリストが展開される。曲調はさまざまながらも、全てが「失恋」というテーマに結実していた。特に、「今日が過ぎても」や「にじんでく」では、その歌詞の深さに心を揺さぶられる。

素晴らしいのは、朗読の中にユーモアが見られたり、ファンとの一体感を楽しんだりするところだ。たとえば、“あぐぽん脳内裁判”が始まり、ファンに対する質問形式で会話が進行した際は、予想外に盛り上がった。このような楽しみを交え、ライブは進んでいく。

夜公演「POP&PARTY SIDE」



同日の夜公演は、「POP&PARTY SIDE~あぐぽんと最強の仲間たち~」として、既存曲を中心にパフォーマンスが行われた。昼公演の切なさから一転し、観客は声を出してよりアクティブに楽しむことができた。オープニングでは、昨夜の切ない雰囲気を引き継ぎ、観客とのつながりを強調。

「指先ハート」では、ダンサーを従え狭い通路に降りてファンサービス。目の前で繰り広げられるパフォーマンスに、ファンは歓喜の声を上げ、気持ちが高まり続けた。中盤の「恋よりずっと Only you」や「恋の視線」では、特に恋のドキドキ感が見事に表現され、観客全員が一体となり、盛り上がりを最高潮へと達した。

2日目「Rock&Roll Lady LIVE」



28日の公演は「Rock&Roll Lady LIVE」としてリズム感あふれる生バンドによる演奏と共に、新たなスタイルが展開された。大西はポリスハットにチェック柄のジャケットというファッションで登場し、観客を一瞬でロックの世界に引き込んでいく。

「イニミニマニモ」から始まり、「NTMUエイリアン」や「アンブレラビート」など多様な楽曲を披露。中でも「夢で逢えなくても」では、38小節にわたるギターソロが流れ、場内は一体感で包まれた。

特に、「Do you agree?」では客席との対話が心地良い。ファンは彼女の歌声に合わせて声を重ね、絆を深める。このような瞬間こそが、彼女のライブの真髄であり、じっくりと楽しめる内容が詰まっていた。愛と感謝を込めたアンコールの「エンダー」では新たな一面も見せてくれた。

この3公演は、楽曲の多様性と大西の成長を感じる貴重な体験となった。昨年のデビューから進化を続け、ファンとの強い信頼関係を築き上げた彼女の姿は、今後の展開に期待感を呼び起こしてやまない。

リリース情報


  • - 2025年10月22日(水)
ミニアルバム「Rock&Roll Lady Girl」
COCX-42550 ¥2,640(税込)

  • - 2025年10月22日(水)
ミニアルバム「失恋モノクローム」
COCX-42551 ¥2,640(税込)


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