日本キヤリア、新型水冷チラーで環境に優しいソリューションを提供
日本キヤリア株式会社が、インバータ駆動の水冷チラー及び熱回収水冷チラーの受注を開始しました。この新製品は、同社のユニバーサルスマートX(USX)®シリーズに搭載されている高機能技術を活かし、R32冷媒に対応した最新のインバータ・DCトリプルロータリーコンプレッサを備えています。これにより、軽量かつコンパクトな設計が実現され、施工性の向上が図られています。
環境への配慮とSDGsへの貢献
近年、気候変動やエネルギー効率の向上への社会的要望が高まる中、エネルギー消費の大部分を占める熱源設備の省エネ性能向上が求められています。日本キヤリアは、ヒートポンプ技術による気候変動対策や、カーボンニュートラルの実現に向けた取り組みを強化しています。新型水冷チラーは、環境に優しい冷媒を採用し、使用時の環境負荷を低減。特に、低GWP冷媒であるR32を採用することで、持続可能な社会の実現に寄与します。
高い省エネ性と施工性
新製品は、業界の中でも特に軽量な設計を実現しており、施工の際にエレベーターでの搬入が容易です。また、モジュール設計によって、30HPから800HPまでの幅広い能力を提供するため、多様な用途に適しています。特に、自動車関連や電子部品の製造において、このチラーの高い省エネ性能は大変重宝されるでしょう。
安全性と信頼性の確保
新モデルは高調波対策にも配慮されており、PWMコンバータを標準搭載することで、追加の対策を必要としません。また、冷水設定温度域が3°Cから30°Cに拡大し、製造現場の多様なニーズに応えられるようになっています。加えて、冷凍サイクルが細分化されているため、トラブル時にはモジュールを切り離して圧縮機単体での交換が可能となり、リスク管理も強化されています。
より便利な遠隔監視システム
新製品には、「Abound HVAC Performance」に契約することで可能となる24時間365日の遠隔監視機能が搭載されています。これにより、冷媒漏れの自動検知が行われ、早期対応が可能となります。さらに、特注対応により、省エネ効果を高める変流量制御も実現しています。
日本キヤリアの代表取締役社長、丸山峰生は、「この製品は当社の強みを活かした技術の結晶であり、環境性能と施工性を高次元で融合させています。今後も現場の声に耳を傾け、実用性の高い製品を提供していきたい」と述べています。
未来を見据えた製品開発
日本キヤリアは、持続可能な未来に向けた取り組みとして、環境に優しいエネルギー効率の高い製品を提供し続けています。顧客のニーズに応える製品開発を通じて、企業の使命である世界をより良くするためのサステイナブルなソリューション提供に貢献してまいります。