日本発フードテック企業向けのグローバルプログラム「Foodtech Cross Bridge Program」始動

日本発のフードテック企業向けプログラム「Foodtech Cross Bridge Program」開始

東京の食に関するスタートアップ向けに待望のアクセラレーションプログラム、「Foodtech Cross Bridge Program」がスタートします。このプログラムは、日本のフードテック企業に特化し、米国市場への進出を希望するスタートアップ10社を選抜し、サポートを行います。

プログラムの目的

「Foodtech Cross Bridge Program」は、株式会社UnlocX、KitchenTown、株式会社リバネス、THE SPOONという企業の協力により実施されます。このプログラムは、米国市場での成功を目指す企業が必要な戦略やローカルネットワーク、消費者テストを提供します。米国市場は競争が激しいため、ここで効果的な事業戦略を立てることが重要です。

誰が参加できるの？

参加資格は、東京都に拠点を置くか、将来的に東京都に進出すると計画している食・フードテックに関連する事業を持つ、創業10年未満の企業に限定されます。また、参加者は企業のCXOクラスもしくは海外事業の責任者である必要があり、商談が可能な英語力も求められます。

プログラムの詳細

このプログラムは主に三つのフェーズから構成されています。最初の「Foundation Phase」では、選ばれた企業が米国市場をターゲットにしたビジョンや戦略を磨き上げます。次に「Immersion Week」では、カリフォルニア州サンマテオにて、現地の企業リーダーからの指導や市場検証を通じて、実行可能な市場参入プランを構築します。

最後に「Demo Days」では、日本と米国でのデモデイを開催。企業は小売や卸売、オンラインプラットフォーム、投資家との接点を持ち、実際のビジネス機会を創出します。このデモデイは、プレゼンテーションだけではなく、実際のビジネス協力やメディア露出の機会も提供され、企業の成長の一助となります。

プログラムの運営と参加の流れ

このプログラムは、2025年12月15日から2026年1月16日の期間に参加企業の募集が行われます。一次審査は書類選考、二次審査は面接審査です。参加企業には75万円の参加費が必要ですが、現地への渡航費や宿泊費は別途必要です。

参加企業は、米国市場への進出を計画している企業のグローバル展開の架け橋となることが期待されています。日本の優れたフードテック技術を持つスタートアップが、国際舞台で挑戦する機会を得るこのプログラムに、多くの企業の参加が期待されます。