フランス発の楽譜アプリNewzikが東京で本格お披露目！

フランス発の次世代楽譜アプリNewzikが東京に上陸

音楽業界に革命をもたらす次世代楽譜アプリ、Newzik（ニュージック）が日本で本格展開を開始します。フランスのSyncsing社が開発したこのアプリは、すでに約45万人の音楽ユーザーに利用されており、5月3日（土）から5日（月）までの間、東京国際フォーラムで開催されるクラシック音楽祭「ラ・フォル・ジュルネTOKYO」に初出展します。

Newzikの魅力と特徴

Newzikは、iPad、iPhone、Macに対応したアプリで、オーケストラ、オペラハウス、合唱団などプロフェッショナルな音楽の現場で広く採用されています。アマチュアや教育機関でも活用が進んでおり、特にAIを用いた楽譜処理技術が注目されています。このアプリを使うことで、紙楽譜やPDFが瞬時に動的な楽譜に変換され、演奏が容易になります。これにより、演奏者はより自由に音楽を楽しむことができるのです。

主要機能

- OMR（光学楽譜読み取り）技術: 印刷された楽譜を瞬時にデジタル化し、動的な楽譜として利用可能
- メトロノームとオーディオ再生機能: 演奏をサポートする機能が充実
- ジェスチャー操作による譜めくり: 手を使わずに譜めくりができる便利さ
- クラウドベースのプロジェクト管理: 他の演奏者とリアルタイムで楽譜を共有し、管理することが可能

Newzikは無料プランを提供しており、さらにエッセンシャルプランやプレミアムプランも用意されています。これらは、ストレージの無制限、全機能の利用が可能と、さまざまなニーズに応じて選べます。また、オーケストラや合唱団用の「アンサンブルプラン」、音楽教育機関向けの「アカデミックプラン」も存在し、より多くの人々に利用されることを目指しています。

出展イベント情報

「ラ・フォル・ジュルネTOKYO」についての概要は以下の通りです。

- 開催期間: 2025年5月3日（土）〜5月5日（月）8:00 AM〜8:00 PM
- 開催場所: 東京国際フォーラムロビーギャラリー（入場無料）
- イベント詳細: ラフォルジュルネホームページ

Doricoとの連携

Newzikは、楽譜作成ソフト「Dorico（ドリコ）」との連携をスタートします。Doricoは、音楽制作の先進的ツールとして作曲家から高い評価を受けており、Newzikとの連携により作曲から演奏までのエコシステムを形成します。この連携により、より多くの演奏家に便益をもたらすことが期待されています。

CEOのコメント

NewzikのCEO、Amandine Richardotは「日本は世界第2位の音楽ソフト市場であり、多くの音楽愛好者が活躍しています。私たちは、この新しい楽譜エコシステムを日本で広く紹介できることに非常に興奮しています。」とコメントしています。日本語対応を含めた様々な機能も導入され、ユーザーに親しんでもらえるサービスを目指しています。