墨田区に新たなアーティストの創作拠点「START Box 白鬚」が誕生！

墨田区に新たなアート拠点「START Box 白鬚」がオープン

東京都および公益財団法人東京都歴史文化財団のアーツカウンシル東京が、若手アーティストに向けた新たな創作スペース「START Box 白鬚」を墨田区に開設します。この取り組みは、アーティストに制作、交流、発表の場を提供し、彼らの持続的な活動を支援することを目的としています。新たに舞台芸術活動のための稽古場も整備され、より多様な表現が可能となります。

「START Box」は、すでにオープンしている「START Box ササハタハツ」と「START Box お台場」に続く、創作空間の第三の拠点です。これにより、これまで以上に多くの若手アーティストが利用できる環境が整い、アートの発展に寄与することが期待されています。

施設概要

「START Box 白鬚」は、墨田区堤通二丁目の都営白鬚東アパート内に位置し、アクセスは東武伊勢崎線の「東向島駅」から徒歩約12分です。1階に設置されるこのアトリエでは、ビジュアルアーツ分野（美術、写真、メディア芸術など）と舞台芸術分野（演劇、舞踊など）に特化した創作活動が可能です。

募集情報

この新設された創作スペースでは、アーティストの募集が2025年10月9日から11月17日まで行われます。応募資格は、創作活動に場所を必要としている18歳以上40歳程度までの若手アーティストで、都内に在住、在勤または都内の学校を卒業していることが求められます。

応募方法は、START Boxの公式ウェブサイトにて公開される募集要項を確認し、オンラインで申し込む形となります。選考は提出された書類に基づいて行われ、2025年12月上旬には応募者すべてに結果が通知される予定です。

START Box の魅力

START Boxは、若手アーティストにとって非常に貴重なリソースを提供します。アート制作の場を確保することが難しい現代において、こうしたスぺースは新たな創造性を引き出す重要な役割を果たします。また、他のアーティストとの交流の場ともなることで、作品の発表やコラボレーションのチャンスも広がります。

過去には63名以上のアーティストが「START Box」を利用し、独自の作品を創り上げてきました。これからの活躍が期待される新たな才能たちが、「START Box 白鬚」を拠点に、さらなる飛躍を遂げることを願っています。