梅雨の体調不良を改善!絆創膏による新メソッド
梅雨の訪れを感じ始める6月。入梅日が確定し、沖縄や九州南部ではすでに梅雨入りが発表されています。この季節、湿気の影響で体調を崩しやすい人が増えることをご存知でしょうか。実際、登録者数110万人を超えるYouTubeチャンネル「腰痛・肩こり駆け込み寺」を運営する理学療法士、山内義弘氏による全国調査により、男女の約4~6割が梅雨特有の体の不調を実感していることが明らかになりました。
梅雨の体調不良の実態
調査によれば、特に女性が体調不良を感じる割合が高く、約6割に達するという結果。また、男女共通の症状として頭痛や倦怠感が挙げられ、男女でその感じ方に違いが見受けられました。
体調不良を感じたときの対策として、「特に何もしない」と回答した人が約3割に上りました。一方で、ストレッチやマッサージをしようとする人も一定数存在しましたが、セルフケアに不安を感じる人も多い現実があります。
不調の背景にある「亀首」とは
梅雨の時期の不調の結末は、自律神経の乱れに起因することが多いとされています。そこで注目すべきは、首回りの問題、「亀首(かめくび)」です。
亀首とは、長時間のデスクワークやスマホ使用により、頭が前に出てしまい、首が圧迫される現象です。この状態が進行すると、首の後ろに脂肪の塊ができてしまいます。これが不調の原因を作り出し、頭痛や肩こりから腰痛へと広がることも。
スマホやパソコンがもたらす悪影響
このような姿勢の悪化は、多くの現代人が直面する問題です。パソコンやスマホを使う際、どうしても上体が前に傾いてしまい、首に負担がかかります。これが凝り固まることで、更に不調を引き起こすという悪循環に陥るのです。
そこで、山内義弘氏が提案するのが、絆創膏を使った痛み改善メソッドです。
絆創膏を使った改善メソッド
1. 絆創膏の効果
ストレッチと組み合わせて絆創膏を使用することで、首の多裂筋を緩め、筋肉の動きがスムーズになることが期待されます。具体的な方法は、以下の通りです。
絆創膏の貼り方
1. 首を軽くお辞儀し、頸椎7番の突起を探します。
2. 頸椎7番から左右の斜め上方向に絆創膏をV字に貼ります。
3. 両サイドに貼ることで、多裂筋にテンションがかかり、筋肉がほぐれていきます。
2. ストレッチの実践
絆創膏を貼った後は、ストレッチを並行して行います。
ストレッチのやり方
1. 座った状態で、目線を右に向け、右手でゆっくり頭を左に向けます。
2. これを左右交互に3回行います。
このプロセスを通じて、首周りのコリを緩和できるはずです。
3. 睡眠の質向上
特に、ストレッチと絆創膏の併用は、睡眠前に行うと睡眠の質を向上させることも期待されています。夜寝る前のリラックス方法として取り入れてみてはいかがでしょうか。
注意点
ただし、ストレッチを行う際には注意が必要です。強すぎるマッサージやツボ押しは筋肉を傷つけたり、逆に不調を引き起こす可能性があるため、自己流で行う際は十分に心掛ける必要があります。
山内 義弘のプロフィール
山内義弘氏は、1997年から理学療法士として活動し、20年以上の治療経験を持つプロフェッショナルです。充実の実績を元に、YouTubeチャンネルを通じて広く情報提供を行っています。また、著書にもミニセミナーや講演活動を行い、一般の方々への健康啓蒙に尽力しています。
梅雨の体調不良に打ち勝つため、新しいセルフケア方法をぜひ試してみてはいかがでしょうか。お体を守るためになるメソッドが、あなたの生活をより快適にしてくれるかもしれません。