NPOサミット2025「~共感から共鳴へ~」
特定非営利活動法人アジア人文文化交流促進協会(JII)が2025年12月21日に東京で開催する「NPOサミット2025」は、外国人住民と地域の新たなつながりを築くための重要なイベントです。サミットは「共感から共鳴へ」をテーマに、日本での生活を豊かにするための活動が紹介され、一緒に考える場となります。
イベント概要
サミットは東京都中央区のサイボウズ株式会社東京オフィスで行われ、13のNPO団体が参加します。参加者は各団体の活動を知り、自分の「推しNPO」を応援する機会を得ます。特別ゲストによるキーノートスピーチでは、福岡ソフトバンクホークス統括本部付アドバイザーの和田毅氏が登壇し、貴重な体験談を共有します。また、参加型イベントとして音楽パフォーマンスやチャリティ抽選会も企画されています。
参加費用は会場参加は3,000円、オンライン参加は1,000円で、クレジットカード決済に対応しています。詳細や申込みは公式ウェブサイトで確認できます。
「共感から共鳴へ」の意義
日本には約395万人の外国人が暮らしており、特に東京では約72万人が居住しています。しかし、日常生活において日本人と外国人の交流が少なく、互いの文化や生活について理解し合う機会は限られています。このような状況を打破すべく、JIIは「おとなりさん・ファミリーフレンド・プログラム(OFP)」を通じて、外国人住民と日本人ボランティアの直接交流を促進しています。
OFPでは、外国人住民の声を聞き、彼らの生活をサポートするだけでなく、日本人ボランティアにも新しい視点や友人とのつながりを提供しています。これまでに1,500人以上が参加し、双方から高い満足度の声が寄せられています。
インクルーシブな地域社会を目指して
サミットでは、外国人住民が日本社会に溶け込みやすくなることを目指し、NPO活動を通じた地域貢献の新たなビジョンを提示します。外国人住民と地域住民が互いに支え合い、理解を深めることが多文化共生を実現する鍵です。
JIIは、生活に必要な情報を提供するために、相談窓口や日本語学習支援など幅広いサポートを行っています。これにより、外国人住民が安心して生活できる環境づくりに貢献しています。
まとめ
NPOサミット2025は、外国人住民とのより良い共生社会を作るための重要な一歩です。地域の多様性を受け入れ、共感を基にしたつながりを築くことの重要性をみんなで考え、行動するための場となることでしょう。ぜひ参加して、新しい地域の形を一緒に探求しましょう。