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微細超深穴加工用ドリル「EMSBSE-PN」の登場

2025年12月22日、東京都のMOLDINOが新たに微細超深穴加工用ドリル「エポックマイクロステップボーラーSエボリューション（EMSBSE-PN）」を発売します。この製品は、従来の常識を覆す独自の設計による高精度な加工が可能で、多くの期待が寄せられています。

MOLDINOの歩みと新商品の開発

MOLDINOは2010年に微細深穴加工用のドリル「エポックマイクロステップボーラーS（EMSBS-TH）」をリリース。以降、その革新的な切りくず排出機構により、優れたパフォーマンスを発揮し、多くのお客様からの支持を得てきました。しかし、微細穴加工の際にはますます径の小さい穴の需要が増えていることも事実です。そこで、従来品をさらに改良し、新たにラインナップを充実させたのが「EMSBSE-PN」です。

特徴とメリット

「EMSBSE-PN」は、鋼材および非鉄金属の高精度な微細深穴加工を専用に設計されたドリルです。以下にその特筆すべき点をいくつか挙げます：

• - 小径深穴加工：最大L/D比が50の小径深穴加工が可能。これにより、より細かい穴の開孔が実現します。
• - 改善された加工精度：細穴放電に比べ、バリの発生を抑え、穴精度や加工面の仕上がりも向上します。
• - 長寿命設計：新しいPNコーティングを使用し、従来の製品よりも耐久性が向上しました。
• - 広がるラインナップ：工具径はΦ0.04mmからΦ1.0mmまで、162アイテムに拡充されており、直径0.04mmから0.3mmは0.01mm刻みのバリエーションを展開します。

おすすめの加工用途

このドリルは、主に半導体検査装置部品やノズル口金などの精密部品の加工に推奨されています。特に微細な穴が必要とされる分野で威力を発揮することでしょう。

仕様と価格

• - 仕様：工具径Φ0.04～Φ1.0（全162アイテム）
• - 価格：¥4,730～¥13,270（税別）
• - 発売日：2025年12月22日

MOLDINOの「EMSBSE-PN」は、さらなる精密加工を求める企業にとって、まさに待望の商品と言えるでしょう。詳細については、MOLDINOの公式サイトをご覧ください。

この新しいドリルの登場により、微細加工分野がさらに進化し、多くの可能性が広がることに期待が高まります。

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