体幹トレーニングの実態をレポート
今回、株式会社ボディメトリクスジャパンが実施した調査によると、スポーツ活動を行っている20代から50代の男女において、体幹トレーニングが非常に注目されています。その調査期間は2024年12月3日から4日で、対象は330人。実際のデータを元に、体幹トレーニングの認識や実践状況を詳しく見ていきましょう。
調査背景
体幹を鍛えることで、姿勢改善やケガの予防、スポーツパフォーマンスの向上が期待されます。しかし、実施している人がどの程度いるのか、またその効果を感じているのかは気になるところ。調査は、週に1回以上スポーツをしている人々を対象に体幹トレーニングについて深堀りしました。
調査結果
調査から得られた主な結果の一部を紹介します。
1.
体幹トレーニングの認識
ほぼ全員(約99%)が、スポーツのパフォーマンス向上において体幹トレーニングが重要だと回答しました。特に「非常に重要だと思う」と答えた人は59.7%。
2.
実際の実施率
体幹トレーニングを実施している人は全体の5割強。最も多かったのが「時々行っている」で30.6%、次が「ほとんど行っていない」で27.0%となりました。
3.
未実施理由
体幹トレーニングをしていない理由で特に目立ったのは、「効果的な方法が分からない」で51.4%という結果でした。 さらに「面倒くさい」が27.0%、「時間がない」が23.7%という値も見られました。
4.
実施理由
トレーニングを行っている理由として多く挙げられたのが「健康維持や体力向上のため」で約70.9%。次に「ダイエット」が46.7%、さらに「姿勢改善のため」が41.2%という結果でした。
5.
具体的なトレーニング内容
どのような体幹トレーニングが好まれているかについては、自重トレーニングが55.5%と圧倒的な人気を占めています。続いてウェイトや器具を使ったトレーニングが37.9%、ヨガやピラティスが30.2%と続きます。
6.
効果の実感
体幹トレーニングを実施している人の約85%が、何らかの効果を実感していることが分かりました。そのうち68.7%の人は「ある程度効果を実感している」と回答し、19.2%は「とても実感している」とのことです。
まとめと今後の課題
今回の調査結果から、週1回以上スポーツを行う20代から50代の男女は、体幹トレーニングの重要性を深く認識しながらも、実施において様々な障害があることが明らかになりました。特に「効果的な方法が分からない」という情報不足が、実践を妨げているようです。今後は、体幹トレーニングの具体的な方法やその効果を広く周知し、多くの人々がより効果的に体幹を鍛える手助けが求められます。この調査の実施企業であるボディメトリクスジャパンは、フィットネス関連商品を手掛けており、その中でも「メトリクスフォーム」というトレーニングマットが人気を集めています。トレーニングに役立つ商品として、今後も注目が集まることでしょう。
詳細はボディメトリクスジャパンの公式サイトをチェックしてください。