新演出『サロメ』が日本全国で上映開始
2024-25シーズンの第7作目として、R・シュトラウスのオペラ『サロメ』がついに日本に上陸します。この新演出は、6月27日から1週間の限定で全国の映画館にて上映されるのです。
METライブビューイングの魅力
ニューヨークに本拠を置くメトロポリタン・オペラ(MET)によるこのライブビューイングは、オペラファンにとって喜ばしいイベント。日本に居ながらにして世界最高峰のオペラを楽しめるチャンスです。特に、今回の『サロメ』は、20年ぶりとなる新演出で注目されています。
魅惑的な物語
禁断の恋と衝撃的な結末を描いた『サロメ』。物語は、聖者に恋した少女サロメの究極的な行動を中心に展開します。サロメは、強い欲望に駆られ、預言者ヨカナーンの首を求めるという衝撃的な決断を下します。この物語は、19世紀の文学の巨匠オスカー・ワイルドの戯曲を基にしており、視覚と聴覚を共に刺激する作品となっています。
豪華なキャスト
この新演出には、豪華な歌手陣が揃い、特に注目なのがサロメ役のエルザ・ヴァン・デン・ヒーヴァーです。彼女は、この難役を見事に演じ、観客を圧倒することでしょう。また、演出を担当するクラウス・グートの新解釈も見逃せません。METファンからも非常に高い評価を得ていることが伺えます。
絶賛コメントが到着!
公開を前に、著名な演出家・宮本亞門氏や俳優の成河氏から絶賛コメントが届きました。宮本氏は、「ネゼ=セガンの緊迫した音楽とグートの写実的な演出が相まって、観客の心をえぐる、まさに現代の問題作」と語り、成河氏も「圧倒的な凄まじさ。これまで見たサロメの中で最もショッキング」と絶賛しました。
特別キャンペーンを実施!
公開を祝して、タイアップキャンペーンも実施されています。ファンの皆さんは、公式Xアカウント(@MET_LIVE_JP)をフォローし、コメントを投稿することで、オスカー・ワイルドの名作戯曲『サロメ』を抽選でプレゼントしております。これは、作品への期待や感想を共有する絶好の機会です。
上映情報
- - 上映期間: 6月27日(金)~7月3日(木) ※東劇のみ7月10日(木)まで2週上映
- - 上映館: 東劇・新宿ピカデリー他、全国21館
- - 出演: エルザ・ヴァン・デン・ヒーヴァー(サロメ役)など、豪華なキャストが揃います。
- - 指揮: ヤニック・ネゼ=セガン / 演出: クラウス・グート
あらすじ
物語は紀元36年頃のシリアが舞台。預言者ヨカナーンが王ヘロデの罪を糾弾し、投獄される中、ヘロデの連れ子サロメが彼に魅了され、禁断の愛にとらわれる様子が描かれます。結末は衝撃的で、観客の心を掴むことでしょう。
まとめ
メトロポリタン・オペラによる新演出『サロメ』は、音楽、演出、ストーリーが見事に融合した作品です。観客を魅了するこの作品をぜひご覧ください。公式サイトでの詳細もお見逃しなく!
公式サイト