ウリドキ、買取依頼額が30億円を突破
ウリドキ株式会社が運営するC2B買取プラットフォーム「ウリドキ」は、2025年3月の買取依頼額が30億6,514万円に達し、過去最高を記録しました。この数字は、ウリドキが提供するサービスの成長と、消費者の高級商品の売却ニーズの高まりを反映しています。
ウリドキとは?
ウリドキは、ユーザーとプロの査定士を繋ぐプラットフォームです。個人間取引(C2C)に依存せず、プロの査定士から直接買取価格を提案してもらえるのが特徴です。これにより、ユーザーは納得のいく価格で効率的に商品を売却することができます。特に、高額商品や希少なアイテムの取引が増えている背景には、ブランドバッグや高級時計の価格改定、金相場の高騰があります。
高額商品のシェア拡大
最近のデータによると、「ブランドバッグ・財布」が買取依頼数の31.0%を占め、最も高いシェアを記録しました。続いて「高級時計」が12.0%から24.6%に増加し、高価格帯商品の人気が伺えます。一方で、「お酒」は健康志向の変化もあり、シェアを減少させ、第3位に後退しました。これらのデータから、ユーザーの「より高く売りたい」という意識が強いことがわかります。
ブランド別の買取依頼の現状
特にブランドバッグにおいて、最も人気が高いのは「ルイ・ヴィトン」で、35.6%のシェアを誇ります。次に「シャネル」が13.8%、続いて「エルメス」が11.7%を占めており、トップ3のブランドで61.2%のシェアを占めています。この結果は、それぞれのブランドの人気と取引量の高さを示すものです。
高級時計では、「ロレックス」が38.9%のシェアを持ち、依然として人気のあるブランドです。しかし、こちらも過去のデータと比べるとシェアが減少しております。これはロレックスの人気モデルの取り扱いが限られてきていることが背景にあると考えられます。
お酒も注目の的
お酒のカテゴリでは「サントリー山崎」が12.3%のシェアを記録しており、多くの買取依頼が寄せられましたが、少しシェアを下げています。一方で「白州」や「竹鶴」といった日本のウイスキーが徐々に注目を集めている様子も感じ取れます。これにより、日本ウイスキー全般への需要が高まっていることを示しています。
金相場の影響
2025年3月、金相場は過去最高値を更新し、1gあたり16,229円となりました。これにより貴金属やアクセサリー類の買取価格も上昇し、査定依頼件数が増えている現状です。安全資産としての金の需要が高まっており、貴金属の買取市場が活性化されています。
まとめ
ウリドキは、このような市場の動向を受けて、さらなるユーザーの利便性を追求していくことでしょう。特に高級商品に対する需要の変化や、ブランド毎のトレンドを把握することで、ますます多様化する市場に対応することが期待されます。今後も、ウリドキがどのように進化していくのか、注目が集まります。