新たな風を吹き込む藍乃和シリーズ
インクルーシブカルチャーブランドirotoa(イロトア)は、9月1日に自社の最新ライン「藍乃和(あいのわ)シリーズ」を発表しました。このシリーズでは、日本の伝統技法である藍染を現代的に再解釈し、タオル、ハンカチ、てぬぐいの3アイテムを展開します。藍が持つ深い色合いは、ブランドが掲げる「個性の色」「命の音」に重ねられ、まさに一人一人の物語を映し出しています。
藍に宿る8つの物語
藍乃和シリーズには、藍が持つ8つの物語が込められています。ここでは、その物語を深掘りしていきましょう。
1.
藍四十八色の多様性
藍の色は一様ではありません。淡い「藍白」から、深い「留紺」まで、江戸時代の人々は48通りの藍の色を楽しみました。環境や染める素材によって変化する色合いは、一人一人の個性を映し出すかのようです。
2.
発酵が生む命の音
藍染の過程では、微生物が活躍しています。藍甕の中で生まれる「藍の華」は、発酵の証。その音や動きは、藍染にとって生命そのものと言えます。
3.
一点物の色ムラ=個性の色
藍染めされた布には、それぞれ異なった模様や色合いが映し出されます。その不均一さこそが唯一無二の美しさを生むのです。人の個性も同じで、予定調和を超えたところに魅力があります。
4.
勝ち色の力強さ
藍の深い色は武士たちにとって「勝ち色」とされ、戦う者の決意の表れでした。藍乃和シリーズの色は、困難に立ち向かう力を象徴しています。
5.
護りの色
藍には防虫・抗菌効果があり、昔から人々を守る道具としてにも使われていました。その力を現代の日常に再び取り入れることができるのが、藍乃和シリーズの魅力です。
6.
制約の中の創造性
贅沢禁止令の中で、人々は限られた色を工夫して楽しんでいました。この歴史は、環境や状況にかかわらず創造性が際立つことを教えています。
7.
自然と共生する循環
藍染のプロセスは、自然との調和を基本としています。自然に優しい材料を使い、環境に配慮した製造方法で作られる藍乃和シリーズは、未来のものづくりの一つのスタイルと言えるでしょう。
8.
色が開く瞬間
最後に、藍染めされた布を引き上げた瞬間の色の変化はまるで魔法のようです。この瞬間は、一人ひとりの個性がふとした瞬間に輝き出す様子に似ています。
商品詳細
藍乃和シリーズは、タオル、ハンカチ、てぬぐいの3アイテムで構成され、すべてが天然藍染による一点物の色合いを持っています。日常使いにも適した品質で作られており、環境にやさしい循環型製法が特徴です。販売は、irotoaコラボレーションストア及びオンラインショップで9月1日よりスタートします。予約は本日より受け付けており、詳細については下記のお問い合わせ先にてご確認ください。
店舗情報
- - 店舗名: irotoaコラボレーションストア
- - 住所: 東京都渋谷区神宮前3丁目21−16
- - アクセス: JR山手線原宿駅、竹下口から徒歩8分、東京メトロ明治神宮前駅、5番出口から徒歩4分
- - 電話: 045-309-7611 (平日 9:00-18:00)
お問い合わせ先
興味のある方は、ぜひお問い合わせの上、素敵な藍染のアイテムを手に取ってみてください。アイテムの色や物語を通じて、あなた自身の個性を見つけ出すきっかけになることでしょう。